2/18、東京2R・未勝利(ダート2100)に愛馬ビクトリーフォースが出走しました。前走から300Mを延長して臨んだレースでしたが内容的にも全くの見所が無く、殿負けを喫してしまいました。
本走の馬体重は-2kg減らした480kg。パドックを周回する姿は適度にビリっとしており、馬体は緩さを感じさせず、格好良く仕上がって見えました。
馬場入りしてもテンションが上がることもなく、石川Jを背中にして順調に返し馬に入りました。総合的に状態は良く見えましたので、この時点では一定の結果は出せるものと信じていたのですが…。
スタートは無難に出ましたが、鞍上が促すも二の脚が付きません。結局、11番手で1角に進入します。2角を12番手で回ると、バックストレートでロングスパートを期待したのですが、全くその気配はありません。3角を11番手で回りましたが、4角出口では13番手に後退。序盤で脚を使う所は無かったにも関わらず、直線では早々に一杯になって、ズルズルと後退。結局、ブービー馬にも1.7秒の差を付けられた圧倒的な殿負けを喫しました。
正直、ここまでの敗戦となると「何が如何悪い」のレベルではなくて、「全てがダメ」としか評し様がありません。単純に見れば「2100Mを走る体力が無かった」と断じることも出来ますが、中間の走りを見ても追走が精一杯でコーナーごとにポジションを落としています。これはダート適性そのものに疑問を感じずにはいられません。
過去3走をみても芝のデビュー戦が最も着差が小さく、競馬になっていた印象です。また距離についても短距離路線に舵を切るべきなのか、長い方向で試すべきなのか何とも判断が付きません。調教時計を見る限り、スピード感はありませんから、可能性を見出すのであれば芝の長距離の様な気がします。芝2200以上であれば、未勝利戦でもフルゲートにならないことが多いので、使いながら適性を探ることは出来ると思います。
レース後の林師のコメントに依れば、「トモの力が弱いので、競馬を重ねながら強化したいと思っていますので、来週の想定次第で在厩のまま調整することも考えています。」とのことで、取り敢えずまだ見限られてはいない模様です。使いながら鍛えて行く方針は「出資者として願ったり叶ったり」ですので、ここは林師の判断を信じて今後を見守りたいと思います。