4/20、福島11R・福島牝馬S(G3・芝1800牝)に愛馬グランベルナデットが出走します。前走の初富士Sを制してオープン入りを果たした本馬ですが、3ヶ月のリフレッシュを挟んでの昇級戦となります。
昇級戦であるにも関わらず、初富士Sを制した内容が強かったことと、追い切り内容が抜群に良かったことから、ここでも上位人気に推されています。恐らく、最終オッズは3人気内に入るものと思います。
グランベルナデットにとって理想的な仕上げで臨む本走ですが、最後に枠順で脚を掬われました。大外16番は1角までの距離の短い福島ダート1700では明らかに難しい枠番です。前走の様に先行ポジションから抜け出して突き放す競馬を指向するには不向きな枠番と言わざるを得ません。継続騎乗の横山武史Jがどの様なポジション取りを選択するのか、大きな見どころとなります。
一方で、多少の救いは1番コスタボニータを除いて有力馬が中央から外寄りに固まったこと。これならば相対的な枠の有利不利は小さいものと考えられます。恐らくはラリュエルが逃げてウィンピクシスが続く形になるので、展開はそれなりに流れると思います。グランベルナデットとしては外々を回らされると辛いので、何とか内に潜り込みたいところですが、それには前が引っ張って隊列がバラけて欲しい所です。理想は1角までに先行馬の後ろに取り付くことですが、流石に難しいかもしれません。
何れにしても本走は横山武史Jの手腕が問われるレースになると思います。是非、期待に応えて欲しいところです。