4/20福島牝馬S:グランベルナデットは致命的な不利により11着

4/20、福島11R・福島牝馬S(G3・芝1800牝)に愛馬グランベルナデットが出走しました。中山牝馬Sを回避して、ベストコンディションで臨んだ本走でしたが、導入で致命的な不利を受けてしまい11着に終わってしまいました。

明らかに不利な大外枠からの競馬になった本走は素直に先行策を諦め、7番手から1角~2角の距離ロスを防ぎ、バックストレートから進出を開始。3角手前で先行集団の後ろに取り付いた所で事件は置きました。

4~5番手をキープしていたシンリョクカが前方の馬に接触し躓いて鞍上が落馬。直後を走っていたグランベルナデットはギリギリでこれを避けたかに見えましたが、シンリョクカの後脚と本馬の前脚がぶつかってしまい、バランスを崩してレースは終わってしまいました。

正直、状態が良かっただけに悔しい結果になってしまいましたが、「これも競馬」と諦めるよりありません。むしろ、馬体に故障の無かったことが不幸中の幸いであり、幸運に感謝すべきだと思います。

外面的な故障は回避できましたし、途中から無理に追わなかったことで体力的なダメージもありません。しかし、メンタルへのダメージだけは不明ですから、次走の予定は慎重に判断する必要がありそうです。

距離については1800よりも2000の方が良いと思うので、マーメイドS→七夕賞→クイーンSのハンデ重賞を転戦するのが面白いと思います。

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コメント

  1. 山田 聡 より:

    macKyさん、初めまして、いつも興味深くブログを拝見させていただいています。
    グランベルナデットは残念でしたね。メンタルダメージが少ないことを祈っています。

    自己紹介からすみません。当方ナリタブライアンVSヒシアマゾンの1994年有馬記念から競馬を始めた66歳の単なる悪おやじです。製薬会社のMR時代から相当の資金を溶かしてきた実績があります。(笑)
    競馬の血統を含めた体系的な学習もせず、日刊スポーツ:コンピ解析から単なるギャンブラーとして競馬人生がスタートし負け続け、これでは駄目だと何か理論的・実証的なものはないかと探していたら、「武虎さんの馬体診断」に出会い大雑把に中山・旧阪神向きか東京・京都外回り向きか馬体から判断することにチャレンジしてきましたが馬体診断の詳細は武虎さんの頭の中にあり感覚的なことも相まって私自身馬体診断を取得するに至っておりません。ただ解剖学的に馬体を想像して考察するという手法は私にとって画期的なものでありました。そこから何故テシオ理論に至ったのかはご迷惑でなければ又別便にて。たくさん質問したいことがありましたので先ずはご挨拶まで。

    2024.4.24 山田聡

    • macKy より:

      山田さま、

      コメントありがとうございます。

      始めに誤解をさせてしまったのであれば謝らせて下さい。自分のテシオ理論に対するスタンスは「オカルトとして面白がってはいますが、特段の傾倒はしていない」と言うものです。極論して、「信じるか信じないか?」と問われたら信じていません。自分的には巷に溢れる血統的配合論と同等の扱いでいます。(注:遺伝論は重視しています。)

      もう少し細かく、テシオ理論の中には「優先祖先」「基礎体力」「0活性」「サイクル」の様な個別の分析手法(?)が存在しますが、自分は「基礎体力」と「0活性」については全く信じていません。(..と言うか明確に否定します。) 「優先祖先」については証明も否定も出来ていないので、夢があって好きです。「サイクル」についてはロジックが複雑で理解が及んでいません。否定が出来ない以上、絶対視はしませんが考慮はします。

      ちなみに、自分はこの1年は殆ど馬券を買っていません。今の競馬との関りは一口馬主として「1歳馬を評価して、将来走る馬なのか走らない馬なのか見極める方法」を考察することに愉しみを見出しています。その上でテシオ理論と言うのは、馬産家のフェデリコ・テシオ氏が遺したとされる考え方であり、生産する馬の打率を上げるための配合ロジックであって、優れた1歳馬を見出すために有用な理論ではありません。ましてや、馬券に役に立つものでも無いと言うのが自分の認識です。

      以上、山田さまのご期待には沿えない内容になってしまいましたが、自分はテシオ理論の信奉者では少なくともありませんので、テシオ理論についてのご質問に関しては有用な情報を共有することは難しいと思います。

      PS.
      一例ですが、自分がテシオ理論の「基礎体力」の考え方を否定するに至った根拠は
      http://www.net-player.com/wp/2021/07/08/%e6%af%8d%e5%b9%b4%e9%bd%a2%e3%81%a8%e7%94%a3%e9%a7%92%e3%81%ae%e6%88%90%e7%b8%be%e2%91%a0/
      に記載した内容です。テシオ理論の言う所の活性値の高い母馬の仔の方が走るのであれば、9歳時の産駒に対して10歳時の産駒は成績が落ちなければならないのですが、統計的にそのような傾向は確認されません。