5/26東京5R:サミアドは直線で抜け出すも差されて8着

5/26、東京5R・3歳1勝クラス(ダート1400)に愛馬サミアドが出走しました。長期休養明けから1つ叩いての一戦で、レース内容に前進は見られましたが結果は8着に終わっています。

菅原Jから松山Jに乗り替わった本走ですが、スタートをピッタリ決めると二の脚も速く、楽にハナを奪う形になりかけましたが、4番の馬が積極的に追い出して逃げる形となり、サミアドは2番手に収まります。このテンの速さは天性の才と言って良く、本馬の大きな武器として伸ばして行きたいところです。

レースは2番手をキープしたまま進み直線で抜け出すと先行馬を捉えに掛かります。ラスト300Mで逃げ馬を捕まえると、そのまま粘り込みを図る体制に入りましたが、ラスト200M付近から脚色が鈍ってしまいます。結局、ラスト100Mまでは先頭をキープしましたが、後方で脚を貯めて来た一団に飲み込まれて最終着順は8着まで下がってしまいました。

このラスト100Mで脚色が鈍ったところからは距離が少し長い印象も受けましたが、それ以上にこのレースは極端な差し有利の展開から不人気馬が上位に来る異質な結果になっており、着順を気にすることに意味は無いように思います。

4番の馬が無理に押し出して来なければサミアドが楽逃げ出来たと考えられ、それでペースを落とせていたら前が残る展開になった筈です。また、含水率の低いパサパサの馬場も先行馬には向かないトラック状態でした。そう言う意味で、本レースでは「先行力が現級で通用することが確認出来た」こと、「4角で抜け出して勝ち競馬の形が作れた」こと、等を評価して上げたいと思います。

鞍上の松山Jからも「先行馬に厳しい展開でしたが、追い出してからの反応も良く、最後まで頑張ってくれました。今日のレース内容なら、1勝クラスは直ぐに勝ち上がれる馬だと思います。」のコメントが出されている様に、今回の着順については単に運が向かなかった結果と考えるのが適正であると思います。

また、竹内師からも「直線も一旦先頭に立って見せ場は作りましたが、決め手勝負のレースになってしまいました。それでも1勝クラスで十分目処の立つレースだったと思います。」のコメントが出されています。なお、具体的な今後の予定ついては示されておらず、骨折明けを2走つかったことから、ここでリフレッシュを入れる方針が示されています。

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