DMM出資馬の近況 2024/5/29

DMM出資馬の近況 2024/5/29:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、スマイルコレクター、シンハナーダ、エクラドネージュ


1.グランベルナデット

左前球節の触診痛によりマーメイドSを回避。5/24、改めてエコー検査を実施した結果、屈腱部の3Cに損傷が認められました。最悪の屈腱炎ではありませんが、診断は同等レベルの9か月以上の休養とのこと。これを受け、一旦は9か月の見舞金を受け取った上で回復が早ければ返納する方針が確認されています。

5/28、一番痛かった時期は脱し、山元TCに放牧に出されました。歩様は気にならないものの、触診痛は残っており動かすのは止めた方がいい状態とのこと。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにてリファビリが続けられています。患部は8割方良化しており、坂路を乗り始めても悪化は見られないとのこと。このまま乗り進めて16秒ペースに移行する予定。厩舎長からは「体がようやく締まって動きやすくなってきていますが、バランスが前なので時計を刻むことに苦労するタイプです。」のコメントが出されています。

3.ミスティックロア

5/25、京都10R・桃山S(ダート1900ハンデ)に出走して見事な優勝。遂にオープン入りを果たしました。レース後も脚元に問題は見らないとのことで、在厩のまま続戦する方針が確認されています。具体的には6/16の東京11R・スレイプニルS(OP・ダート2100)が目標になります。当日は坂井Jの騎乗が出来ませんが、このこのタイミングで左回りと東京コースを試しておきたいこと、より確実に賞金を加算して重賞への出走を容易にすることを重視しての判断になります。なお、鞍上は田辺Jに乗り替わることが決まっています。

4.スマイルコレクター

5/25、東京3R・未勝利(芝1400)に出走して6着。最低目標の優先権を確保することが出来ませんでした。只、時計的には然して負けていませんし、展開に恵まれなかった点を考慮すれば悲観的なものではない様に思います。陣営からは「ダート変わりも視野に入れる」旨が示されていますが、1400では適当な番組がありませんし、個人的には同条件でチャンスを待っても良い気がします。5/28、山元TCに放牧に出されました。1か月程度のリフレッシュが予定されています。

5.シンハナーダ

復帰に向けてノーザンF天栄にて調整が続けられています。周回コースでの動きはかなり良くなっており、坂路についてもスタート直後をシッカリと抑えれば最後まで頭を上げずに走れる様になってきたとのこと。国枝師と協議の上で、福島開催で使う方針が確認されており、あと3週間程度で厩舎に戻すスケジュール感で進められる見込みです。

6.エクラドネージュ

チャンピオンヒルズにて育成中。調整自体は進められていますが、坂路で時計を出すとDDSPの音がする様になったとのこと。成長と共に良化することを期待するものとして、当面は舌を縛って苦しい所を緩和する対策が行われています。何れにしてもDDSPの仔馬はデビューが遅れる傾向がありますので、本仔についても焦らずに進めて行く必要がありそうです。

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