6/2京都3R:リリーズブルームは全てが噛み合って2着

6/2、京都3R・未勝利(ダート1400)に愛馬リリーズブルームが出走しました。ツーアウトに追い込まれて8着以内が絶対死守ラインとなるレースでしたが、全てが噛み合って目標を遥かに上回る好成績を残すことが出来ました。

まず、注目すべきは馬体重。+10kg増加しての464kgは前走で減らした馬体重を元に戻した格好です。直近レースの馬体重は-16, +16, -10, +10と大幅な増減を繰り返しており、このマイナス体重は何れも長距離輸送で臨んだレースになります。この事実から、本馬が輸送競馬に適性の無いことは明らかであり、今後は関西圏か、北海道での長期滞在競馬で使うことが前提になると思います。

そしてレースですが、事前に書いた展望ブログでは「スタートを決めて先行すること」が極めて重要であることを記しましたが、西塚Jは結果は好スタートから押し出して2番手のポジションを確保しました。3角を2番手で侵入出来た時点で、距離短縮効果と稍重の軽い馬場の利もあることから、好結果が期待できる態勢になりました。

4角も2番手で回ると直線で逃げたトウカイエルデを追いますが、手応えはトウカイエルデの方が優っており、その差は詰まるどころかジワジワと開いてしまいます。一方で3着以下は引き離しており、最終着順は3着を4馬身離しての2着と言う結果になりました。

正直、ここまで全てが理想に嵌るレースは少ないので、このチャンスで勝ち切ってしまいたいところでしたが、アウトカウントのリセットが最低目標であったことを関あげれば、この2着は望外の結果であったと思います。

この勝ち切れなかった原因としては、「逃げ馬をマイペースで走らせすぎたこと」と「軽めの調教で最後の勝負根性を欠いたこと」の2つが考えられます。前者について西塚Jは「逃げ馬に上手い事逃げられて逃げきられてしまったので、そこは僕自信が番手としての役割を上手く果たせてなかったと思うので申し訳ないです。」とコメントされています。

まぁ、これは確かにその通りなのですが、一方でこのレースにリリーズブルームが課せられた目標は「8着死守」でしたので、下手に「勝ちに行く競馬」をして最後の脚が甘くなってしまったら、それこそシャレになりません。そう言う意味で、西塚Jの騎乗は出資者目線で見れば文句なしの騎乗であったと思います。

本走のリリーズブルームのTarget-JV補正タイムは「99」が出ています。これならば「同様の競馬を繰り返して行けば何れは順番が来る」と言えるのですが、問題は同条件で競馬を続けることが必ずしも容易では無いことです。本馬の番組選択として「移動が少ないこと」「距離1400」「出来れば芝スタート」と言う条件を並べると、本開催の京都の後は8月の中京まで適当な番組が組まれていません。

牧浦師からは次走も京都で使う方針が示されており、これはこれで良いのですが、問題はここで勝てなかったあとの作戦です。8月の中京開催との間に地方交流戦を使えれば良いのですが、それが難しいのであれば、腹を括って京都であと2走するプランも考慮する必要がありそうです。

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