DMM出資馬の近況 2024/6/13:グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、エクラドネージュ
1.グランデスフィーダ
チャンピオンヒルズにて骨折明けのリファビリが続けられれています。この中間も坂路をコンスタントに登っていますが、膝の骨折箇所に問題はみられないとのこと。調教負荷が上がるにつれて、重苦しさが無くなり動ける様になってきた模様です。池江師からは、まだ緩さが残っていますが、晩成型の血統なのでここから挽回可能な旨のコメントが出されています。
2.ミスティクロア
6/16のスレイプニルS(東京・OP・ダート2100)への出走を目標に、在厩のまま調整が続けられています。同時に大井の帝王賞にもエントリーが行われていますが、こちらは賞金から補欠の3番手ですので、出走できる可能性はほぼありません。
6/12、栗東坂で最終追い切りを実施して 55.5-40.7-26.8-13.4(馬なり)を計時しています。中2週で向かう競馬でもあり、体は出来ているので軽めの追い切りで終えている模様。東京への長距離移動もあることから、輸送減りをケアしているのかもしれません。厩舎スタッフのコメントによれば「以前は右トモが弱かったのですが、牧場から課題に取り組み、厩舎でもケアしながら進めて強くなってきているため、左右の差はあまりありません。」とのことで、実績のない左回りにも対応出来ると考えている様です。
3.シンハナーダ
福島開催でのデビューに向けて、美浦TCにて調整が進められています。6/13、美南坂で頓挫後では初めての時計になる追い切りを実施して、53.8-39.1-25.0-12.1(馬なり)を計時しています。帰厩1本目の追い切りですから、手探りの状態であったと思うのですが、なかなかの好時計が出ています。25.0-12.1の上りは3歳馬全体の時計と比較して上位に位置する時計ですし、これを馬なりで出したところに本質的な能力を感じずにはいられません。騎乗された調教助手の方からも「トップスピードに乗った時のバランスが特にいいです。ポテンシャルの高さを感じます。」の好評価を貰っています。
4.エクラドネージュ
チャンピオンヒルズにて入厩に向けての調整が続けられています。厩舎長さんのコメントに依れば、走りのバランスが改善し、体を使って走れる様に変わって来たとのこと。それにより負荷がシッカリと掛かることで、筋肉の肉付きが良化している模様です。只、幼い馬体については変わりがなく、坂路で速い時計を出すのはまだ先のことになるようです。