6/15保津峡S:アレグロモデラートは4枠6番

6/15、京都10R・保津峡S(3勝クラス・芝2200)に愛馬アレグロモデラートが出走します。当初の目論見ではマーメイドSへの格上挑戦を狙っていましたが、残念ながら抽選を突破できずに除外。改めて重複登録していた自己条件に向かうことになりました。

今回のレースにはポイントが沢山あるのですが、先ずは前走の問題点を整理します。前走パールS(京都・芝2000)は1番枠でしたが、駐立が定まらずタイミングのずれたスタートから行き切ることが出来ず、スローペースの中を馬群に囲まれる形になってしまい、前半を喧嘩する形で競馬を進めてしまいました。

それでも後半からリズム良く走れましたが、末脚勝負には分の無い本馬がスローペースの上り勝負に対して中段に位置していては勝負になりません。正直な感想として、パールSでは主戦の富田Jが下手を打ったと思っています。

そこで本走ですが、ポイントの1つは喧嘩せずに進めることです。出来れば先行ポジションが欲しい所ですが、何よりもスムーズに競馬を進めることを最優先とすべきです。

そして、本走と前走の違いは200Mの距離延長と下り坂です。距離延長でペースは更に緩みますからスタートの重要性は下がりますし、それ以上に京都外回りの下り坂がポイントです。先行ポジションが取れなかったとしても、坂の頂上から下り坂を利用して4Fのロングスパートを仕掛けることで勝負に持ち込むことは可能です。むしろ末脚のキレないアレグロモデラートにとって、ロングスパートの方が脚質に合致した競馬になるようにすら思えます。

相手関係を見ると逃げ/先行脚質の馬が相当数存在しますので、隊列はばらけた展開になると予想できますし、6番枠ならば前走の様に内に閉じ込められて喧嘩をする心配もないと思います。馬が行きたがれば前から競馬しても構いません。飽く迄も折り合い重視に徹して欲しいと思います。

現在の単勝オッズは12人気と低評価ですが、現1人気のアグラシアドとは前走で僅か0.3秒の着差でしかありません。しかも、これは「最低の展開の競馬しての結果である」ことを考慮すれば、現在の人気は少々嫌われ過ぎだと思います。京都・芝2200の特性とアレグロモデラートの脚質がマッチすれば人気を覆す走りが出来るものと期待しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする