DMM出資馬の近況 2024/6/20

DMM出資馬の近況 2024/6/19:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター、エクラドネージュ


1.グランベルナデット

山元TCにて放牧中。左前の球節から繋ぎにかけての治療が行われてきましたが、6/17、再び状態が悪化してしまいました。部位の状況とエコー検査の抜け具合から競争馬としての復帰は困難と判断されたことから、ここで現役を引退する判断が下されています。大変残念でなりませんが、今後は繁殖牝馬として優れた産駒をクラブに提供して貰えることを願っています。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにて復帰に向けての調整が続けられています。乗り込みを続けて来たことで大分と動ける様になってきた模様で、体つきもシャープになってきたとのこと。引き続き、このまま進めて緩さの解消が図られます。

3.ミスティックロア

6/16、東京11R・スレイプニルSに出走して3着。初のOP戦で戦えるところを示してくれましたが、競馬の内容としては位置取りの悪さが目立ち不完全燃焼の印象を受けました。レース後はチャンピオンヒルズに放牧に出されており、馬体の回復を図りながら次走の目標を立てることになります。

なお、レース前は以前よりも落ち着きがある様に見えましたが、レース後の検体では大暴れをしたとのこと。まだまだ気性的に落ち着いてくれませんが、ある意味で競馬で走り足りていない部分が影響した様にも思えます。

4.スマイルコレクター

山元TCにて放牧中。未勝利脱出の目標を新潟開催で勝負することに定め、調整を加速しています。この中間は15-15を開始していますが、テンションは落ち着いており雰囲気は良いとのこと。このままもう少し馬体重を増やして新潟に送って欲しいと思います。

5.シンハナーダ

美浦TCにてデビュー戦に向けての調整が進められています。6/20、美南坂で2本目の時計になるところを乗って、53.4-38.5-24.7-12.0(末強め追う)を計時しています。気を抜かない様にラストを促していますが、余裕があり息遣いも良かったとのこと。全体時計の53.4はこの日の3歳の美南坂では4番時計ですし、ラストの12.0は最速です。十分に水準の時計は出ていると考えて良いと思います。

国枝師のコメントによれば、「追い切りは3頭の真ん中に入れましたが、しまいまでしっかり伸びていました。」とのことで、この結果を受けて7/6の福島4R・未勝利(芝2000)に出走する方針が示されています。あと2回の追い切りが可能ですが、1本はウッドで時計を出して欲しいと思います。

6.エクラドネージュ

チャンピオンヒルズにて育成中。この中間も坂路で乗り込みが行われていますが、走りがバラバラになるところがあり、まだまだ時間が掛かる印象とのこと。なお、喉鳴りについては成長に依る解消待ちですが、舌を縛るのは必ずしも治療上の効果は無いことから、現在は行っていないとのこと。

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