6/23、京都1R・未勝利(ダート1400牝)に愛馬リリーズブルームが出走しました。3アウトの角番に追い込まれた前走を2着に好走し、勝ち上がりの期待されたレースでしたが、結果は5着に終わっています。
中2週での連戦となる本走でしたが馬体重は増減なしの464kg。パドックの状態を落ちた印象は見られず、前走同等の力は出せる様に見えました。
そして問題のスタート。隣枠の馬が立ち上がる素振りを見せるなど煩くしており嫌な予感がしたのですが、それが的中。伸びあがる様なスタートになり最後方に遅れてしまいました。この時点で勝ち負けは望めません。
バックストレートでジワジワと追い上げて3角~4角を11番手で回ります。ラスト1F地点でも画面に映らない9番手でしたが、持ち前の末脚を伸ばして最後は優先権を確保する5に滑り込むことが出来ました。
競馬的にはスタートで終わってしまったレースでしたが、最後方からとは言え37.2秒の最速の上りは流石でした。特に時計の出る湿った馬場でも変わらぬ末脚を使えたことは評価してあげたいポイントです。
只、「今後に活かせるレース」と言うには未勝利戦の終戦が迫っています。リリーズブルームの場合、「1200では短く、1700では長い。」「長距離移動はNG」と言う条件的な縛りがあることから、優先権を確保しても適鞍の見つからない状況です。それも含めて、本走は勝っておきたいレースでした。
なお今後の進め方について、牧浦師からは「優先権を行使するために長距離移動のリスクを負った上で適性の欠いた距離に使うよりは、リフレッシュを挟んで中京に万全で向かいたい」旨の方針が示されています。