DMM出資馬の近況 2024/6/27

DMM出資馬の近況 2024/6/27:グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター、エクラドネージュ


1.グランデスフィーダ

両膝の骨片除去の治療のため長期療養を行ってきたグランデスフィーダですが、6/26、栗東TCに帰厩することが出来ました。馬体的にも精神的にも、競馬で戦える状態には無さそうですが、ここから厩舎で仕上げて貰えればと思います。具体的な目論見としては小倉開催の間に1度叩いて、本番を中京ダート1400に見据えることになる様です。この様に先々までを見込んだ計画を戦略的に立案する厩舎の進め方には大変好感が持てます。

2.ミスティックロア

チャンピオンヒルズにて放牧中です。入場直後は競馬の疲れが現れていた本馬ですが、すでに馬体重が+11kgも戻っており、レースからの回復は思った以上に早いです。この辺りは年齢と共に馬が出来上がって来たと言うことかもしれません。

既に坂路入りも再開されていますが、速めは来週から行われるとのことで、今後の予定はその状態を見て決めることになりそうです。何れにしても今回のコメント内容から察して、夏競馬の間に1度は使うことになりそうです。

3.シンハナーダ

美浦TCにてデビューに向けての最終調整が進められています。6/26、美南坂で追い切りを行い、53.3-38.3-25.0-12.1( 強めに追う ,テンペスト(古馬1勝クラス)一杯に0.3秒先行同入)を計時しました。恐らくは脚元をケアして坂路調整を続けていると考えられますが、時計そのものは3歳馬としても上位なので期待感は高まって来ました。

国枝師のコメントによれば「まだ男馬らしい力強さに欠けるところはありますが、今までよりよく走れていました。」とのこと。なお、長期休養明けの為、6/28にゲート再試験を受験する予定。

4.スマイルコレクター

山元TCにて放牧中。この中間は15-15で乗られており、このペースまではスイッチが入ることは無くなったとのこと。一方で13秒台に入ると危ういことから、山元では15秒台までに乗り込んで厩舎に送り出すことになるようです。目標レースは新潟なので、もう少し日程的な余裕はあります。

5.エクラドネージュ

チャンピオンヒルズにて育成が続けられています。現在の馬体重は456kgで、チャンピオンヒルズに移動後してから既に+40kgも増加しています。乗り込みながらの体重増加ですので、これは高く評価したいところです。

一方で、体質的な問題なのか暑さに弱さを見せており、また治療などにも反発があるとのことで、色々とスムーズには行かないところも多い模様。喉鳴りについても現状では「成長待ち」の状態で変わりはなく、まだまだ時間は掛かりそうです。

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