GF出資馬の近況 2024/6/27：アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、ソウルアンドジャズ、コンサートツアー
１．アレグロモデラート
全走後、熱感の取れなかった左前膝の腫れですが、再検査の結果「レース中による第三手根骨の骨折。復帰までは最低６ヶ月以上掛かる見込みで、手術が必要」との診断が下されました。ここから半年治療して競馬に向かうと来春の引退期限の間際になってしまうことから、ここでの引退が決定されました。大変残念でなりませんが、今後は那須野牧場で繁殖に上がれる筈ですから、良い仔馬を産んでグリーンFに戻して貰えることを期待したいと思います。
２．ダイヤモンドフジ
ドラゴンＦにて長期療養が続けられて来ましたが、6/22、栗東TCに帰厩しています。6/26、栗東坂で１本目の追い切りを実施して、54.4-38.5-24.7-12.3（一杯に追う，ニシノデフィレ(古馬2勝)馬なりを0.3秒追走0.2秒先着）を記録しています。初っ端の追い切りとしては悪くない時計が出た様に思います。色々と頓挫の多い本馬ですが、今度こそ順調に競馬に使えることを期待しています。目標は7/13or14の小倉（芝1200）とのこと。
３．ソウルアンドジャズ
6/29の函館・１勝クラス（芝2000）への出走が確定しています。鞍上は富田Ｊの継続騎乗が予定されていましたが、騎乗停止により角田大河Ｊに変更されています。
6/26、函館芝で追い切りを実施して66.5-51.5-38.0-11.7（位置７，馬なり余力）を計時しています。武井師のコメントに依れば「終いは２歳馬に合わせての併入ですが、自身はまだまだ余力もあってシャープに動けていました。道中の息遣いや息の入りも良く、良い状態に仕上がっています。」とのこと。
４．コンサートツアー
エクワインレーシングにて育成が進められています。現在の運動メニューは坂路を15秒ペースで登れるところまで進んでおり、脚元の状態も変わりなく安定しているとのこと。脚部不安による出遅れも着実に取り返して来た印象です。
牧場スタッフからは「夏場の熱さ次第では移動時期も早められると思います」のコメントが出されていますが、牧場を視察された武井師のコメントに依れば「馬体重も安定していますが、もう少し大きくなってきても良さそうです。」とのことですので、移動は秋になると思われます。