6/29、函館7R・1勝クラス(芝2000)に愛馬ソウルアンドジャズが出走します。同条件の前走で7着に敗れた本馬ですが、改めて再走しての勝負レースです。
先ずは前走を振り返ると、「大外枠から積極的に追い出して2番手を確保。ハイペースの展開から直線で一度は先頭に立つも最後は脚が上がって後続に差された。」と言う内容でした。ここで重要な事実はラストで纏めて差されたとは言え、勝馬との差は僅か0.3秒でしかなかったこと。言い換えれば、この0.3秒を埋める術があれば、勝ち負けまで持ち込めることになります。
そこで期待できる改善ポイントを探ると、第一は比較的好枠が引けたこと。前走は大外枠から先手を取るために脚を使う必要がありましたが、今走は無理に脚を使うことなく先行策は取れる筈です。
2つ目のポイントは1つ叩いた上積みが見込めること。休み明けで臨んだ前走に対して今回は中2週での出走になります。加えて長距離輸送後の前走に対して現地移動の今走では、輸送の影響が最小化される点が見逃せません。
一方で懸念材料は継続騎乗を予定していた富田Jから若手の角田大河Jに急遽乗り替わることになったこと。このテン乗りはデメリットになりますが、一方で-1kgの斤量ハンデは間違いなくメリットになります。元々、今回のレースは前走同様の先行策を考えていた筈なので、それならば減量騎手を起用して駆け引きなく先行して粘り込む作戦は、デメリットをメリットが上回る可能性すらあります。
そう言う意味で、最大の課題はテン乗りの不安を克服してスタートを決めること。展開は3枠のテリオスルルが逃げると予想されるので、ソウルアンドジャズはこれに続く形の2番手で前半を回り、あとは早めに仕掛けて軽斤量を活かして貰えれば良いと思います。もちろん、無理なく逃げられる形になった場合は、マイペースで逃げてしまうのが最も良いと思います。
前走で間違いなく洋芝適性のあることは確認が出来ていますので、スタート次第で好結果が期待できる様な気がします。