7/20、福島7R・未勝利（芝1200）に愛馬スマイルコレクターが出走します。当初の予定では来週の新潟・芝1400が目標とされていましたが、厩舎判断で１週前倒しが決まりました。この事由としては、調教段階でテンションが高目であったことと、来週の競馬では節が足りないリスクのあったことが挙げられていますが、DMM馬同士の直接対決は避けたいクラブ側の意図もあった様な気がします。まぁ、未勝利戦も残り僅かな段階ですから分からないでもありません。
スマイルコレクターにとって、１週間前倒して出走出来たことは数を使う上でも決して悪く無いと思うのですが、問題は1200Mへの距離短縮と初の右回りです。当然、これに対応出来ることが大前提になるワケですが、陣営としてもリスクを取る勝負に出たとは思います。
只、新潟・芝1400と天秤に掛けた時に、ワンチャン勝ち切るには福島・芝1200の方が嵌る可能性を感じないでもありません。直近２走の東京・芝1400のレースを振り返ると、どうしても末脚のキレが甘く、長い直線は本馬には向かない印象でした。
このコース特性は新潟・芝1400でも変わりませんから、それならば直線の短い福島・芝1200で早め先頭から粘り込む競馬の方が可能性はあるかもしれません。問題はテンの3Fを33秒台のスピードで走れるか否かですが、これは陣営の判断を信じるよりありません。
なお６枠12番はスマイルコレクターにとって好枠が引けたと思います。３角までの長い直線を馬場の荒れていない外で回れることは間違いなく有利ですし、揉まれる競馬を避けることも出来ます。直近の横山武史Ｊは馬群の中から競馬をしていましたが、これはブリックスモルタル産駒の特性とは必ずしも合わなかった気がします。
今回は1200Mに短縮してペースは速くなりますから、無用に壁を作ることを考えずに行けるだけ行ってしまっても良いと思います。この辺りは志願して乗り替わる石川Ｊの手腕に期待をしたいところです。本走で掲示板を外してしまうと未勝利戦終了のリスクもあるワケですが、スマイルコレクターは続戦して良績の出るタイプではありません。ここは一戦必勝の気概で勝ちに行く競馬を見せて欲しいと思います。