7/27札幌4R:リナリアは息が上がるも粘って5着

7/27、札幌4R・未勝利(ダート1700)に愛馬リナリアが出走しました。未勝利脱出に対し後の無いレースを500Mの大幅な距離延長で臨みましたが、なんとか踏ん張って掲示板を確保することが出来ました。

課題のスタートを無難に決めると、馬なりのまま先頭からは離れた5番手のポジションを確保します。これまでのレースではテンの走りで後方からの競馬を強いられてきたリナリアとしては、距離延長の効果のあった部分でした。

そのまま経済コースを走りバックストレートで前との差を詰めてます。3角入口は手応え良く見えましたが、4角入口付近から進路が確保出来ずギアが上がりません。これが上りの時計が延びなかった原因であると考えていますが、それでも粘って採取着順は5着となりました。

後の無いレースで1700Mに対応出来たことは収穫ですし、権利を確保出来たことは何よりも大きかったと思います。只、5着とは言えメンバレベルに救われた面は否めませんし、実際、Target-JVの補正タイムも「89」しか出ていません。ダート短距離では指数値「92」まで出ていたことを考えれば、むしろ後退しているとも評価できます。

只、本走では4角出口の捌きに改善の余地がありましたし、レース当週の長距離輸送などネガティブな要素もありました。そう言う意味で時計を詰める余地は短距離戦よりもあるような気がします。恐らくは1400付近が適距離だと思うのですが、ここに至っては同条件で続戦するより無いでしょう。

レース後も脚元に問題は見られず、馬体重も大幅に減らしていないことから、続戦に問題はなさそうとのこと。次走は中1週~2週でメンバの手薄な所を狙うとのことですが、残りの未勝利戦を考えると、中1週で最大あと2回使うのか、残り1回と割り切ってベストなレースを選択するのか、極めて厩舎力の問われる状況です。そして、この辺りの厩舎力が不安なだけに、心配の種は尽きません..。

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