7/28札幌5R:ブラゾンロワイヤルは流れに乗れず11着

7/28、札幌5R・新馬(芝1800)にて愛馬ブラゾンロワイヤルがデビューしました。

まず馬体重は506kgでメンバ中で最も重い体重。グリーンウッドTを出た時の馬体重が510kgでしたので、厩舎でも殆ど減っていません。大型馬であることを含めて、本番に向けて殆ど減っていないのは攻めの足りてない感が否めません。

パドックを周回する姿は募集時の歩様動画と変わらず、多少緩慢でゆっくりした動き。新たな環境に移動してのこの落ち着きは評価すべきポイントだと思いますが、競馬に向かうことを考えるともう少しピリッとして良かったかもしれません。この辺りは、そもそも競馬が全く判っていませんので、使うことで変わって来ると思います。

ゲートは無難にでて、二の脚も足りていた様に見えました。只、菱田Jがリズムを重視して馬の行く気に任せたことで、少しずつ馬群から離されてしまいました。結果的にここが上手く無かった感のあるところで、結果論ですが、気性が安定してズブい気配すら感じる本仔の場合は促して出た方が良かった様に思えます。

バックストレートまで追わなかったことで前との差が大きく開いてしまい、競馬の流れに全くのることが出来ません。バックストレート途中から促して前との差を詰めて行きましたが、最後尾に届こうとした付近で再び前との差が開きます。この部分について陣営からのコメントが無いのですが、他馬を怖がった様にも見えました。
再び馬群との差が開くと4角出口では末脚も見劣りし、結果は11着。勝馬とは3.7秒差もの差を付けられてしまいました。

レース後の石坂師のコメントによれば「練習ではゲートからの出も速く洋芝で動けていたので、デビュー戦から見所あるレースをしてくれると思っていました。スタートからリズム重視で行ったためなのか、道中で集団から離れ過ぎてしまい、想定外の結果となりました。」とのこと。やはり序盤で馬群から離れすぎたことが追走する気持ちを失わせた原因と考えてられている様です。

コメントから推察する限り、師としてもここまでの大敗は想定外であり、「本来の力が出せていない」と考えて良さそうです。この様な競馬の内容なので、レースでのダメージは殆どないと思いますし、のんびりとした気性と余裕の無る馬体も含めて、節の不要な間に未勝利戦を使って競馬を教えて欲しいと思います。あと、本馬の気性の安定を見た印象から、今後の距離は2000M以上に伸ばした方が良い様に思います。

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