8/18、新潟9R・閃光特別（１勝クラス・芝1000直）に愛馬トレブランシュが出走します。長期休養明けの今春以降、冴えない競馬の続いているトレブランシュですが、ダートを試す前に新潟・1000直に挑戦することになりました。
休養明けの２走ではハイペースで先行するも脚が持たずに失速してることから、距離短縮は一つの処方箋として考えられるところでしたが、一気に400M短縮して新潟1000直を陣営は選択して来ました。年を経るについれて制御の効かない感の出て来たトレブランシュにとって、スピード任せに突っ走る1000直は展開が嵌る可能性が十分にあると思います。
ところで、新潟1000直のコースには明らかな枠番バイアスがあり、圧倒的に外枠が有利なコースとして知られています。その原因は３つあって、「１つは芝の状態の良い外周部をロスなく走れること。２つ目は外埒を頼って走ることで直線をブレずに走れること。３つ目はコース外側の勾配が内側よりも高く、ゴールに向かって下り坂になること。」と言われています。
実際、７~８枠を引いた馬はその他の枠に対して１クラス上の走りが出来る印象で、多少の実力差はひっくり返すだけの有利不利があります。また展開的には外埒を頼って走れることから、先行馬が明らかに有利になります。スタートから積極的に押し出して外埒を奪うまでは１つの争いになります。
そう言う意味で、トレブランシュの引いた８枠16番は明らかに有利な条件です。恐らくは、このメンバーに入っても（スタートのセンスを含めて）本馬のテンの走りは頭１つ抜けていると思いますので、外埒を奪うことは十分可能と思います。参考までに、過去３年間の新潟1000直レースにおいて、８枠発走で前走を芝で逃げた馬の成績は 8-5-1-12 で勝率30%の驚異的な成績を記録しています。
何れにしても条件に恵まれたことは間違いありません。このレースを切っ掛けとして不振を脱出してくれることを祈りたいと思います。