8/17札幌4R:リナリアは距離適性を欠き9着

8/17、札幌4R・未勝利(ダート1700牝)に愛馬リナリアが出走しました。未勝利脱出を賭けた勝負のレースでしたが、明らかに距離が長い印象で結果は9着に終わっています。この結果を受けて、本馬の中央未勝利脱出の希望は潰えました。

ことここに至ってはレースの詳細を回顧する意味はありません。ぶっちゃけ本馬の成績に関しては厩舎のマネージメント力が不足していたと考えています。不満点は幾つもあるのですが、自分が最も納得が出来ないのは2戦目~3戦目を小倉で連闘したことです。

2戦目では先行力を欠きながらもキレる末脚を使って4着に入ったことで、この時点での本馬の活路は末脚を活かす競馬に見い出せました。それならば、短距離ダートでは最も追い込みの効く中山ダート1200を目標にすべきでしたが、先行馬が絶対有利な小倉1000で無謀な連闘を選択して権利を失い、結果、中山開催に出走する目を積んでしまいました。この一連の流れは厩舎の馬房の都合で選択された可能性が高く、少なくとも馬のことを第一に考えたマネージメントでは無かったと考えています。

また、全6走して5走が騎手リーディング下位の黛Jと言うのも、ワンパンチ足りない馬を勝ち上がらせるには期待感の乏しい騎手器用でした。この辺りの騎手起用に関してはリーディング下位厩舎の限界でもありますから、本馬に出資した時点で覚悟をすべきポイントだったかもしれません。今回の出資を経て、伊坂厩舎は自分にとってのNG厩舎となりましたが、それ以上の知見として、「リーディング100位を下回る厩舎には相応の原因があるので出資はしない」と言う絶対ルールを得ることが出来ました。これが本仔への出資を通して得られた最大の教訓となりそうです。

一方で、リナリアについては中央競馬から船橋の新井清重厩舎への移籍が発表されています。中央の底辺から南関のトップ厩舎に移籍することで、これまでの不振を見返す様な走りを見せてくれることを期待しています。少なくとも本馬の末脚は南関では一級のキレ味を見せてくれる筈です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。