8/17中京4R:リリーズブルームは1200Mに対応出来ず13着

8/17、中京4R・未勝利(ダート1200)に愛馬リリーズブルームが出走しましたが、結果は13着に終わりました。当初の目論見では中京・ダート1400への出走を目標にしていましたが、節不足で出走権を確保できず、止む無く1200への出走を選択しましたが、ハイペースに対応することが出来ませんでした。

本仔が勝ち上がれなかった原因にはレース選択のミスが間違いなくあったと思っていますが、全10走して勝ち切れ無かったことについては力不足の面も認めなければならないでしょう。そう言う意味で単純な厩舎批判をするつもりはありません。

牧浦厩舎についてはリーディング50位前後をキープし続けており、明らかな能力不足の厩舎とは異なります。一方で、レース選択上の特性がリリーズブルームには合わなかったことは事実でしょう。今後の出資を検討する上では厩舎の特性と馬の脚質の適性を考える必要があると思っています。

そこで牧浦厩舎の過去5年間の成績について深堀してみます。先ず、直感的にも明らかなことは短距離戦への偏重です。5年間に1276レースを行っていますが、距離の内訳は1000-1300が53%、1400-1700が28%、1800以上は19%でしかありません。中距離適性を期待する馬が牧浦厩舎に預託される場合には注意が必要でしょう。

また顕著な傾向がみられるのが新馬・未勝利戦の勝ち上り方です。全479戦の内、東ブロックのレースでの勝率が12%に対し西ブロックでは8%。さらに牝馬に限定すると東ブロックの勝率が11%に対し西ブロックでは3%しかありません。即ち、牧浦厩舎の勝利パターンは「積極的に関東遠征を行って勝利を上げる」と言うものです。しかし、リリーズブルームの場合は極端に輸送を苦手にしたことから、この得意パターンを利用することが出来ませんでした。これが本馬が勝ち切れ無かった一因であると考えています。

本走の敗戦を受けて中央競馬で未処理戦を勝ちあがることは不可能となり、今後は園田の保利良平厩舎への移籍が発表されました。園田競馬であれば本馬の得意とする右回りの1400が主体になりますので、有利に競馬が出来るものと思います。年内2勝の中央復帰条件のクリアは決して難しくない筈です。自分としては中央の1勝クラスを勝てる力はあると考えていますので、早々の中央復帰を期待しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。