9/15、中山11R・ラジオ日本賞（OP・ダート1800）に愛馬ミスティックロアが出走しました。ここからの重賞戦線に出走するためには着実な賞金加算が目標となるレースでしたが、結果は３着に終わりました。
本走の馬体重は+22kg増加して536kg。前走で-16kg減らした分を取り返す以上の増加になりました。パドックは一人で引かれていましたが、尻っ跳ねを繰り返えして相変わらず落ち着かない周回でした。尻尾にマーカーこそありませんでしたが、後続馬を蹴り飛ばすのではないかと心配するレベルでした。
乗り代わりの菅原Ｊはパドックでは騎乗せず、先出しが行われました。馬場入りするや否や、ハイスピードで駆け抜けて行きましたが、菅原Ｊのコメントでは「返し馬は先出ししてしまえば全く問題なかった。」とのこと。
輪乗りの頃には発汗こそ目立ちましたが落ち着きを取り戻した様に見えました。
ゲートは過去一番と思うくらいのタイミングの良いスタートを切りましたが、如何せん二の脚がつきません。外からの馬に前に入られると、キックバックを浴びてズルズルと後退してしまいます。内枠で好スタートを決めても後退してしまうのであれば、腹を括って最初から後方からの競馬を選択した方が利があるかもしれません。正直、今回のレースは内枠が響いたと思います。
レースは９番手のポジションで進みましたが、終始馬群に包まれてキックバックを浴び形となりました。この辺り、瑠星Ｊならば距離ロスを承知で外に出したかもしれません。少なくとも外に出すチャンスは有った様に見えました。
結局、３角から４角でも外に持ち出すことが出来ずに９番手のまま。直線に向いたところでは掲示板すら覚束ない体制でしたが、内に切り込んで進路が確保出来ると、強烈な末脚を添加して最後は３着に滑り込むことが出来ました。
もっとも、２着のブレイクフォースは３角で同じポジションから大外をぶん回していますので、ミスティックロアも恐れずに外を回せば少なくともブレイクフォースには先着出来たと思います。ここは賞金加算が必須なレースでしたし、瑠星Ｊであれば本馬に合った乗り方が出来たと思います。
一方で、レース後の馬体チェックにて右前に跛行が確認され、検査の結果、蹄をぶつけての負傷と診断されました。「一時は歩けないほど痛がった」とのことで、何処で負傷したものかは不明ですがレースにも一定の影響があった可能性は否定できません。
今後については脚元の回復を見ての判断になりますが、軽症であれば短期放牧から厩舎に戻すことになる様です。何れにしても骨に影響の出るような最悪の状況では無さそうで安堵しました。