9/15中山5R:レディオンステージは末脚を伸ばすも2着

9/15、中山5R・新馬戦(芝1600牝)に愛馬レディオンステージがデビュー戦を迎えました。敢えて東征を選択して勝負気配の陣営でしたが、結果は好走するも惜しい2着となりました。

まず、最大の注目ポイントとも言えた馬体重については494kgと500kgを割り込んで来ました。輸送減りもあったとは思いますが、育成時の最大体重586kgに対して100kg近いダイエットは流石にサプライズでした。しかし、これだけ絞ってもパドックでは寂しい所は見られず、むしろ堂々として落ち着きのある周回が印象的でした。

馬場入り~返し馬でも危うい所は全くみせず正に優等生。

スタートは西園師の事前コメントの通り非常にセンスが良く、先頭でゲートを飛び出します。しかし、外枠の不利分もあって2角を4番手で侵入。そのままバックストレートは前に1頭置いた4番手で進めます。

中盤からは新馬戦らしいスローペースの展開になりましたが、3角付近から徐々にペースアップ。4角出口で3番手に上がり直線で外に持ち出して先行馬に競り掛けます。脚色は明らかに本馬の方が優っており「これは勝てる」と思ったのですが、後方から最内を突いて来た勝馬に鋭い末脚をみせられてしまい、惜しくも2着に留まりました。

フラットに見て、このレースの勝敗は勝ち馬が強かった上に枠と好騎乗にも恵まれたもので、レディオンステージ自身も十分な力を見せてくれたと思います。不利な外枠からスタートを決めて好位を確保。中盤はスローの展開にも折り合って気性は安定、3角からのペースアップにも遅れずに反応。スローペースから前の残る展開に対し、直線で先行馬を競り落としました。特にラスト100Mの伸びには目を瞠るものがあったと思います。そして、長距離輸送をクリアしたことも忘れてはいけません。

レース後の西園師のコメントに依れば「直線を向いて勝てるかと思いましたが、1頭強い馬がいましたね。この馬も良く走っていましたし、距離が延びても問題無さそうな内容だったと思います。」とのこと。また石橋Jからは「道中でためて弾ける感触もあり、前は交わせると思いましたが、今日は勝ち馬に強烈な脚を使われてしまいました。この馬もすぐにチャンスが回ってくると思います。」のコメントが出されています。

今後の予定については「厩舎に戻ってからの状態を見て検討します」とのことですが、今回の内容ならば出来るだけ早期に勝ち上がりを決めてしまい、その後にリフレッシュを挟んで欲しいと思います。あと、牝馬限定戦は無くなりますが距離は1800~2000に延ばした方がマッチする様に思います。左回りが未知数ですが、直線の長い新潟の手薄な中距離戦を狙うのも一つの作戦かと思います。

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