9/28中山5R:オブシディアーナは競馬を怖がって14着

9/28、中山5R・新馬戦(芝1600牝)にて、愛馬オブシディアーナがデビューを飾りました。追い切りでは好タイムを記録して2人気に推されたレースでしたが、結果は伴わず、14着に大敗してしまいました。

まず、当日の馬体重は478kg。牝馬のデビュー戦の馬格としては申し分ありません。懸念された気性に関しては、パドックでは落ち着て見えました。只、見方を変えると覇気に欠けた印象でもありました。

これに対し、馬場入りした後は明らかに良い感じに変わって見えました。極端に物見をすることもなく、軽快に返し馬に入って行きました。

課題のゲートは、タイミングは合った様に見えましたが全くダッシュが利きません。1番枠の影響もあったかもしれませんが、全く流れに乗ることが出来ず、馬群から大きく離された14番手まで下がってしまいました。

この時点で競馬は終わっており、せめて最後に末脚の伸びる所を見せてくれればと思いましたが、その期待も叶いませんでした。前との差を詰めることが出来ず、かと言ってズルズルと離されるワケでもなく、勝馬から2.4秒差の14着がデビュー戦の結果となりました。最後の直線では鞍上がまともに追うこともなく、一見して返し馬と見間違う様な走りでした。

レース後の菅原Jのコメントに依れば「臆病で前向きさがない」ことが問題の根幹とのことで、ある意味、気性難よりもタチが悪い可能性すらあります。レース数を経験することで怖さを払拭することが鍵になりそうです。本走ではシャドーロールを着用していましたが、ブリンカーなども試すのが良いかもしれません。

国枝師からも「いろいろと経験させる必要がある」旨のコメントがあり、一旦はリフレッシュ放牧に出した後、東京開催のダート戦に向かう方針が示されており、間隔を開けずに使って貰える様です。本走では全力で殆ど走っていないので、馬体へのダメージは無いと思います。

本馬の場合、追い切りの時計から走力に不安はありませんので、なんとか気性面を成長させて欲しい所です。ここは「牝馬の国枝厩舎」の面目躍如を期待するよりありません。また、ダート戦を使うことについては、本馬の馬格とナダル産駒の成績を鑑みて正解だと思います。

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