プラモ制作:PLAMAX 綾波レイ

1か月振りのプラモデル制作報告です。今回制作したキットはMax FactoryのPLAMXシリーズより発売された「綾波レイ」です。これにはショートヘア版とロングヘア版の2つが存在するのですが、今回は両方を制作しています。

エヴァンゲリオン関連のプラモデルとしては、バンダイから発売された Figure-rise Labシリーズの式波・アスカ・ラングレーを過去に制作していますが、今回のモデルは比較して1回り小さなサイズ感になります。

先ずはショートヘア版を全塗装した完成写真。本キットは可動モデルでは無いことから、フィギュアの様な微妙な造形美が表現されています。キット自体は多色成型されていますので、塗装を行わなくても見栄えのする作品が完成するのですが、問題点として合わせ目やパーティングラインが目立つ所に現れてしまいます。合わせ目を消す為にパテ類を使用すると、結果的に塗装が必要になってしまいます。

先ず塗料ですが、今回はガイアノーツから発売されている専用カラー(4色セット)を使用しました。調色のための試行錯誤が不要となり楽が出来ました。

ブラグスーツには専用カラーのレイ・ホワイトを用い、陰影を施すグラデーション塗装を行いました。そして、スーツのピチピチ感を出すために、全体に光沢トップコートを厚めに吹いて、磨き込みを行っています。

髪の毛は専用カラーの中にベースとシャドウの2色が用意されていましたので、これらを利用してグラデーション塗装を実施。仕上げとしてスムースパールコートを吹き、最後に艶消しのトップコートを吹きました。

両肩部分のマイナスモールドは市販の金属パーツに置き換えてディティールアップを図りました。塗装により消えてしまった胸部の「00」のナンバーについては、デカールを自作して貼り直しています。

フェイスパーツはウェザリングマスターを用いて陰影とチークを施し、唇にはピンクの墨入れを行った結果、血色の良い艶っぽい顔立ちに変わりました。メイク前の方が綾波レイの病的なイメージはするのですが、個人的には健康的なメイク後の方が好みです。

ちなみに、今回の塗装ではマスキングは全く行っていません。その代わり、後嵌め加工を多用しています。本キットは稼働プラモデルではなく必要に応じて接着も出来ることから、大胆な加工も躊躇なく可能でした。

続いてロングヘア版。写真では分かり難いのですが、こちらもグラデーション塗装を行っています。なお、フェイスパーツのタンポ印刷がショートヘア版よりも柔和に変わっており、全体に優しいイメージになりました。

ちなみに、ショートヘア版とロングヘア版の何れが良いかは個人の好みに拠るものと思いますが、個人的にはスタイルの良さとプラグスーツ感が際立つショートヘア版の方が好みです。

この勢いのまま、次は同シリーズの式波・アスカ・ラングレーを制作したいと思っています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする