DMM出資馬の近況 2024/10/10

DMM出資馬の近況 2024/10/10:ミスティックロア、グランデスフィーダ、シンハナーダ、オブシディアーナ、エクラドネージュ


1.ミスティックロア

蹄の打撲は大過なく収まり、今週末の東京スポーツ杯に向けて調整が進められています。10/9、坂井Jを背に栗東坂で最終追い切りを行い、54.9 40.3 25.9 13.1 (馬なり)で纏めています。時計自体は平凡なものですが、ミスティックロアの場合、坂路で抑えて走れることの出来たことが驚きと高評価につながっています。直近のレースは追い切りでテンションが上がり切ってしまう面がありましたので、「1週前にシッカリと追って、直前は軽めに抑える」と言う本来あるべき調整が出来たことが上積み材料になります。陣営からも相手は「ロードアヴニールだけ」のコメントがされており、同じ4歳3勝馬に遅れを取ることなく勝ち切って欲しい所です。

2.グランデスフィーダ

チャンピオンヒルズにて放牧が続けられています。厩舎判断(恐らくは馬房管理の都合)により帰厩の指示の出ない本馬ですが、チャンピオンヒルズからは準備OKの判断が出されています。チャンピオンヒルズから池江師に対して帰厩候補の1番手にして貰える様に申し入れ済みとのこと。

3.シンハナーダ

ノーザンファーム天栄にて避暑を兼ねて長期の休養をしていましたが、10/4、美浦TCに帰厩を果たしています。目標レースは10/26の東京・1勝クラス(芝2000)とのこと。

10/10、美南で1本目の追い切りを実施して、67.2 52.2 38.0 12.0(位置8,馬なり)を計時。ハヤヤッコ(馬なり)の内から併せて、1秒追走して同入を果たしており、久々ながら状態は良い様に思えます。厩舎担当者のコメントに依れば「以前からのものですが、左腰が少し弱いので気にして見ていきます。」とのこと。現在の馬体重は459kgで、本番までにもう少し増やして欲しい気がします。

4.スマイルコレクター

グリーンウッドTにて放牧中。園田競馬・新子厩舎への移籍の決まっている本馬ですが、馬房の開かないことから入厩が出来ない状況です。移動によりあばらが浮いている状態とのことで、先ずは馬体を回復することが最優先になります。現在は軽めの調教に留められており、時間は少し掛かるかもしれません。

5.オブシディアーナ

デビュー戦で大敗を喫した後、ジョイナスファームにて放牧中です。馬体に特段の故障は見られず、先週から乗り運動が再開されています。牧場スタッフからは「全体的に緩い」旨のコメントがされており、その状態でも追い切りの時計が出る辺りは潜在能力を感じさせるところです。一方で、「馬場入りの際に動かなくなることがある」とのことで、これが厩舎での指摘された「走る気の無さ」であり、「精神的なムラ」なのだと思います。本馬の場合は、これらの精神的な幼児性から如何にして脱却させることができるのかが最重要課題となりそうです。

6.エクラドネージュ

チャンピオンヒルズにて放牧中。ゲート試験合格時には競馬に使える状態に無かった本馬ですが、チャンピオンヒルズにて乗り込んだことで、漸く動ける状態にまで上がって来ることが出来ました。同時にDDSPについても症状が収まっていることが朗報です。11月のデビューがし派に入る模様。

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