10/12大阪スポーツ杯:ミスティックロアは進路確保に手間取り2着

10/12、京都11R・大阪スポーツ杯(OP・ダート1800)に愛馬ミスティックロアが出走しました。次走をみやこSに出走するためには賞金加算が重要なレースでしたが、結果は2着で目的を果たすことが出来ませんでした。

先ず、本走の馬体重は-4kg減の532kg。映像で見る限りは相変わらず立派な馬体をしています。パドックでは相変わらずの煩さを見せていましたが、本馬としては平常運転だと思います。

課題のスタートは五分に決めましたが馬なりでは二の脚が足りず、坂井Jは内に切れ込んで9番手でロスの無い進路を選択しました。ある意味、毎度のポジション取りではあるのですが、直近の勝ち切れ無い競馬をみると、ここでもう1列前から競馬をする工夫が見たかった気がします。

2角を9番手で回わり、バックストレートで外に出して早めの進出をしたいところでしたが、ルメールJの騎乗馬にボックスされて思う様に動けません。馬群の中で砂を浴び続ける形となり、ジリジリとポジションを下げると11番手で4角を回りました。

ここから鞍上は進路の確保に苦心し、なんとか大外に持ち出す形で進路を確保しましたが、この時点で先頭との差は10馬身近くあり、とても勝ち負けには及ばない状況。しかし、前が開くとギアがトップに入って末脚が一閃。全てを飲み込んで勝てるかと思いましたが、ミスティックロアの1列前で競馬をしていたデリカダが綺麗な進路を確保したことで、これを捕まえきれずに2着までの結果となりました。

坂井Jのコメントに依れば、今日の内容で「勝てた」と思った様ですが、運も味方にしたデリカダには残念ながら及びませんでした。勝馬との着差はありませんし、Target-JVの補正タイムでも「102」が出ていますので、ミスティックロアもOPクラスの水準以上の時計で走れたことを示しています。このレースの総評としては「運の部分で勝ち馬の方が優った」と言うことで間違いないと思いますが、毎回この様な競馬を繰り返してしまう部分については「運」で片付けずに真因を分析して欲しいと思います。

最優先目標である賞金加算は果たせませんでしたが、矢作師によれば「次は状態面が問題なければみやこステークスに向かいたいと思っています。」とのこと。正直、枠に入るかは微妙なラインだと思いますが、今走で運の足りなかった分だけ、ここで幸運を引きたいところです。

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