11/9京都2R:ブラゾンロワイヤルは競馬に参加するも11着

11/9、京都2R・未勝利(ダート1800)に愛馬ブラゾンロワイヤルが出走しました。

デビュー戦の前走は後方を回って来るだけで競馬には参加できず11着に大敗。その後、ソエを発症してしまい約4カ月の休養。明けて今回が2走目でしたが、結果は前走と同じ11着でした。只、今回は競馬に参加することは出来ましたので一定の収穫はあったと思います。

1つのポイントは陣営のコメント通り、血統背景を無視して敢えてダート戦に出走したこと。これには幾つかの目論見があって、ダート適性を早期に確認すること、脚部に掛ける負担を軽減すること、ペースが遅くなることで競馬に参加させること、などが上げられます。

そしてこれらについての評価ですが、まず脚質的なダート適性は低い様に見えました。只、砂を被って嫌がらなかったことは収穫だと思います。次に脚部の負担軽減についてはレース後にソエが悪化していなかったことからも意味があったと思います。そして、最後のペースの遅いレースで競馬に参加することについては、目論見を果たすことが出来ました。

レースは好スタートを決めましたが、1枠1番の不利から前に入られて後方に後退。しかし、前走の様に大きく離されることはなく、内埒沿いの省エネコースを通りながら、6~8番手をキープして4角を回る所まで付いて行くことが出来ました。

結局、最後の直線でペースアップすると離されてしまいましたが、馬群に囲まれて競馬の出来たことは前走に対して大きな前進となりました。ラストのスピード勝負で離されたのは脚質適性の問題と考えて良いと思います。

レース後の石坂師のコメントに依れば「レース後も特に問題は見られません。気になっていた右前のソエは触っても反応が無く、一過性の症状だったようでこのまま続戦出来そうです。」とのこと。このソエが悪化することなく、寧ろ良化の確認出来たことは今回の最大の収穫です。

馬格のある仔なので、本来ならばビシビシ鍛えて馬体に実を入れて行きたいところですが、ソエをケアして十分な調教が積めないで来ました。しかし、これが解消されるのであれば状況が大きく変わります。レースに使いながら絞って行くことで前進を図る作戦が成り立ちます。

石坂師のコメントに依れば「休み明けでレースを一つ使いピリッとしたところも出てきましたので、レースでの変わり身に繋がってくれればと思います。中1~2週で同条件のレースを検討します。」とのこと。正直、本馬にダート適性があるとは思えないのですが、本来戦いたい芝2200~のレースは年明けまでありませんので、今はダートの中距離で競馬に慣らして行く判断も一つの考え方だと思います。アウト間との無い2歳戦の内に、「競馬に慣れて理解する」ところをクリアしておきたいところ。

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