11/16、京都7R・1勝クラス(ダート1400)に愛馬グランデスフィーダが出走します。本来ならば11/2の同条件レースに出走の予定でしたが、降雨による馬場状況の危険により、まさかの当該レースのみ競争中止。結局2週間スライドしての再走となりました。
一度は仕上げた状態から2週間のスライドは常識的に厳しいのですが、フラットに考えるとここまでの流れはグランデスフィーダにとって運がある様な気がします。その1つは、11/2に発表された馬体重が大幅に増加していたこと。これは仕上げ切れていなかった可能性が高く、2週間追加で乗りこめたことはプラスに働くと思います。
そして最も大きいのが不良馬場での競馬が避けられたこと。本馬の過去走の成績を見る限り、重~不良の成績は冴えません。良馬場で先行して粘り込む競馬が本馬の理想とすれば、不得手な馬場状態での競馬を避けられたことは幸運でしょう。
一方でマイナス材料は想定外のローテーション変更のため、上位騎手の確保が出来なかったこと。結局、鞍上は厩舎所属の水口Jが務められることになりました。リーディング80位台の騎手と言うの結構な厳しさを感じますが、実は水口Jが単勝5倍以下の馬に騎乗した時の過去5年の成績は勝率30%を超えています。即ち、成績の悪さは馬質の悪さに原因があり、能力のある馬に乗れば堅実な成績を残しています。また、先週の最後の騎乗で勝利を上げている点も見逃せません。
そこでグランデスフィーダの能力の有無ですが、両膝手術前の状態を回復すれば、1勝クラスは普通にクリア可能と考えています。その根拠はダート1400の成績です。ダート1400は過去に4走して「2着→6着→4着→6着」で、然して見所の無い印象ですが、実は先着を許した14頭は全て2勝クラス~OPを走っています。ぶっちゃけ本馬はレース選択が悪く、美味しいレースを狙っていれば余裕で2勝目を上げていたと考えられます。
そう言う意味で、水口Jにとってグランデスフィーダへの騎乗は間違いなく好機です。偶然の巡りまわせで回って来たこのチャンスを是非とも生かして欲しいと思います。