11/16京都7R:グランデスフィーダは太目残りも4着

11/16、京都7R・1勝クラス(ダート1400)に愛馬グランデスフィーダが出走しました。両前膝の骨片除去手術を経た復帰戦を11着に大敗した後、4カ月の間隔を空けてのレースになります。本来ならば2節前の同条件に出走を予定していましたが、激しい降雨により当該レースのみ開催中止。翌週は出走可能な適鞍が無く、結局2週間のスライドとなりました。

復帰戦の前走の大敗は距離が1700と長かったことに拠るものと考えると、適条件のダート1400に戻った本走が手術明けの試金石になるのですが、問題は仕上がり具合に疑問が残ったこと。馬体重が+28kg増加した556kgと言うのは明らかに重過ぎです。これが手術による長期休養後であれば成長分と見ることも出来るのですが、1走挟んでいるのでそれは成り立ちません。実際、パドックを周回する姿は腹周りが明らかに太く、メイチの仕上げとは程遠いシルエットに見えました。

久々のレースながら、スタートの反応は良好。しかし二の脚の伸びが以前ほどありません。本来ならば逃げるか番手を確保したいところでしたが、少し離れた4~5番手に収まる形になりました。レースはそのまま3角~4角を回り、4角出口で距離ロスをしながら外に進路を確保。そこから末脚を伸ばして200M付近では3番手に上がり、差し切り勝ちも期待する態勢になりましたが、そこからの末脚が延びません。逆に前との差が開き、後方からの1頭に差されて最終着順は4着となりました。

ある意味、「ラストの決め手に欠く」競馬の内容は、手術前のグランデスフィーダのレースなので、「状態は戻った」と考えることは出来るのですが、如何せん馬体が馬体でしたので、ラスト1Fが延びない原因は仕上げの不足にあると考えざるを得ません。

レース後の池江師のコメントに依れば「いい形で進めてくれましたが、体が太い分甘くなり最後はいっぱいになってしまいました。」とのこと。正直、前走から4カ月の立て直し期間があったワケですから、もう少しキッチリとした仕上げで競馬に臨んで貰わないと困ります。

幸い優先権は確保出来ましたので、レースに使い続けることで馬体を絞って欲しいと思います。11/30の京都と中京にダート1400の番組が組まれていますので、相手関係を見ての選択になると思います。

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