GF出資馬の近況 2024/11/20

GF出資馬の近況 2024/11/20:ダイヤモンドフジ、スマラグドス、サミアド、コンサートツアー、ブラゾンロワイヤル


1.ダイヤモンドフジ

12/7の中京・芝1200に向けて、栗東TCにて在厩のまま調整が行われています。続戦のため、現在はキャンターで体調維持が図られている状態で、強めは来週以降の開始になる模様。

2.スマラグドス

11/24の花園S(京都・ダート1800ハンデ)への出走に向けて、栗東TCにて調整が行われています。11/20、栗東坂で最終追い切りを実施して、54.5-38.9-25.7-13.3(一杯に追う)を計時。コース追い程は動きませんが、これは本馬の特質なので特段の問題ではありません。一方で田口Jの確保が出来なくなり、急遽、国分恭介Jへの乗り替わりとなること。手の合う田口Jから変わることから、スタートを含めた気性面のコントロールが課題になるかも。

3.サミアド

11/24のアプローズ賞(東京・ダート1400)への出走を目標に在厩のまま調整が行われています。中1週の出走になりますが、11/20、美南Wで67.5-51.3-37.3-23.7-11.5(位置6,強め)の好時計を記録。竹内師のコメントに依れば「前走は若干太め残りの馬体でしたので、絞る目的でしっかりと負荷を掛けました。」とのこと。前走を叩いたことで、更なる上積みも期待できる状況です。なお、鞍上は主戦の菅原Jに先約のあることから、代わりに坂井瑠星Jが確保されました。想像以上の鞍上強化からは陣営の勝負気配が伺えます。

4.コンサートツァー

12/1の中山・新馬(芝2000)でのデビューに向けて、美浦TCにて調整が続けられています。11/20、先週に続いて丹内Jが追い切りに騎乗して、美南Wで83.9-69.5-54.5-39.7-25.8-12.7(位置9,馬なり)を計時。ラップ構成がバラバラで特にラストの伸びを欠いたところが問題です。原因は3頭併せの真ん中でプレッシャーを掛けたことで、窮屈な走りを嫌がり、3角過ぎでは先行馬を追い抜いてしまい、最後は一杯になってしまった模様。抑えの効かない点は長距離適性の高いレイデオロ産駒としては致命的問題になりますから、早期の改善が欲しい所。武井師のコメントに拠れば「道中の息遣いや息の入りは、これまでで一番悪かったです。これは体力的な問題よりも、道中の折り合い面が大きな原因だと思います。レースまでに少しでも修正していきたいです。」とのこと。

また、丹内Jからは「気持ちだけ前向きさが増して、先週より難しかったです。」のコメントが出されています。本番の鞍上も丹内Jに務めて頂けますが、追い切りの段階で本馬の課題を把握して貰えたことはプラスになると思います。何れにしても、本番は馬群をさけた競馬が望ましそうです。

5.ブラゾンロワイヤル

栗東TCにて在厩のまま調整が続けられています。11/20、栗東坂で追い切りを行い、57.9-41.9-27.0-13.4(馬なり余力)を計時。中1週の競馬を予定していることから、負荷は軽めに抑えられていますが、併せた新馬に対しては0.1秒追走して同入しています。まだまだ緩さの残る仔なので、ソエの不安が無くなれば積極的に鍛えて欲しい所です。今週11/23または11/24の京都ダート1400の出られる方に投票を行う予定。ハービンジャー産駒なのでダート適性には疑問のあることから、飽く迄も脚元をケアしながら競馬に慣れることを目標にした出走になると思います。

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