11/24、東京10R・アプローズ賞(2勝クラス・ダート1400)に愛馬サミアドが出走します。前走を同コースで走り、見事な完勝を決めてくれたサミアドですが、中1週で昇級戦に臨みます。
ポイントの1つは短い間隔で昇級戦に挑むことですが、これは東京ダート1400のコース形態と適合性が高いことから、敢えてここで使う選択をしたものと考えられます。また、前走が休み明けで余裕残しの状態であったことも、続戦で来た要因になります。
サミアドのレースのポイントは、何よりも揉まれないこと。そう言う意味で、逃げてしまうの一つの勝ちパターンなのですが、それには二の脚を活かすことが必須となります。しかし、本馬の場合は苦手な芝スタートでは二の脚の速さを繰り出すことが出来ません。これが、サミアドが東京ダート1400を得意とする要因になります。
しかし、ここで問題はフルゲートの大外枠を引いてしまったこと。逃げる上では有利とは言い難い枠ですが、「揉まれてはいけない」と言う問題に対しては回避できることになります。そう言う意味で、逃げられなければ逃げ馬の外につけて突っつく競馬が選択肢になると思います。
もう1つのポイントは鞍上が主戦の菅原Jが乗り替わること。サミアドを手の内に入れた感のある菅原Jが乗れないことは痛いのですが、代わりの鞍上が坂井瑠星Jとなれば、文句のつけようもありません。相手関係を見ると積極的に逃げそうな馬はサミアドだけの様に見えますし、案外とスムーズにハナを奪うことが出来れば、後は坂井Jが上手く導いてくれることを期待するのみです。