1/11、中山3R・未勝利(ダート1800)に愛馬ダウントゥアースが出走しました。デビュー戦では全く流れに乗ることが出来ず14着に敗れた本馬ですが、今回も序盤の追走に苦労して最終着順は13着となりました。
まず本走の馬体重は前走から増減無しの480kg。パドックを周回する姿は落ち着きがみられ、馬体もスタイルが良く好印象の馬体でした。これならば普通に走ってくれて良いと思うのですが..。
馬場入り~返し馬もスムーズで特に違和感は無し。輪乗りの歳も特にテンションが高い等の雰囲気はありませんでした。
スタートは概ね五分に切りましたが、前走同様行き脚が付かづ、1角進入時は先頭から1秒以上も離された最後方に下がってしまいます。何故、ここまで出足が悪いのかが問題なのですが、一つ気になったのがスタート直後に内の馬に振り気味に前をカットされたこと。「これを怖がって下がった」、もしくは「キックバックを嫌がって下がった」の可能性はあるのかもしれません。
鞍上が促しづづけても、1角から4角まで前との差が開いたポジションに留まっており、馬自体が嫌がって進まない様にも思えます。一方で、馬群の外に出して前が開いてからは一定の伸びは見せており、上り3Fは40.6秒の6番手の時計を記録しています。もちろん、「前半に脚を使わない分だけ後半が延びた」と考えるのが普通ですが、ラスト3Fを40秒台で走れるならば、序盤の遅れは余りにも離され過ぎです。
また、DDSPが疑われるダウントゥアースですが、長岡Jのコメントによれば「道中で喉の音が聞こえましたが、レースへの影響はありませんでした。」とのことで、これは朗報です。前走も今走もラストは脚を伸ばしていることから、DDSPが原因で流れに乗れないと言うことではない筈です。叶うならば大外枠を引いて他馬に影響されないポジションからの競馬を見てみたいところです。
レース後の尾関師のコメントに拠れば「道中から追い通しでしたが、最後まで止めることなく、人馬共に頑張ってくれました。この後については、レース後の状態を見てから検討させていただきます。」とのこと。もう少し時間を経た後の師の見解に注目したいところです。
兎にも角にも原因不明の前半の遅れを解決することが今後に繋がる様に思います。