3/1、小倉1R・未勝利(芝1800牝)に愛馬レディオンステージが出走しました。前走で同条件を走って4着に敗れた本馬ですが、敗因はハッキリとしていて決して悪い内容ではなく、仕切り直しの一戦となりました。
前走の敗因の1つは大外枠から逃げに出る際に脚を消費したことでしたが、今回も残念ながら不利な外枠。そう意味で、序盤をどう戦うのかが最大の注目ポイントでしたが、鞍上は今回も積極的に逃げの手を選択しました。
但し、根本的に違ったのは最高のスタートを切れたこと。一歩目が速かったことで、楽に先頭ポジションを確保することに成功しました。前走と同じ「逃げる展開」ですが、スタートで消費した脚は全く違ったと思います。
そして、大きかったのは後続からの厳しい突っつきが無かったこと。これによりレディオンステージはマイペースで走ることが出来、抑えて1000M通過が61.8秒の楽逃げ展開に持ち込みます。鞍上の佐々木大輔Jはこの展開で勝利を確信していたのではないかとすら想像します。
レースは先頭を楽にキープして3角~4角を回ります。直線に向いて追い出されると、番手で追ってきた馬達を突き放し、このまま勝利と思われましたが、ここで信じられない伏兵が登場。最後尾からロングスパートを敢行した最下位人気馬が直線に向いても脚が止まらず、ラスト10M辺りで交わされてまさかの2着となりました。
ぶっちゃけ、内容的には勝利の展開であり、ここでの敗戦は交通事故としか言い様がありません。最下位人気の馬が、殿から捲って3Fを35.0秒で上るなんで考えても意味がありません。実際、今走のレディオンステージのTarget-JV補正タイムは自己ベストの「99」が出ており、勝ち負けに足る時計と評価できます。
レディオンステージは過去4走して掲示板を外したことがなく、今の競馬を続けていれば何れは順番で勝ち上がることが出来る筈です。今の段階で中距離ダートを走らせれば楽勝しそうな気がしますが、緩さが抜けて馬体の完成するまでは芝で上を目指して欲しいと思っています。ダートに転身するのは芝で限界を感じてからでも遅くはありません。
レース後の西園師のコメントによれば「ここで優先権をは取ってくれたので、状態次第で続戦したいと思います。」とのこと。只、問題は1800Mでは敵鞍の無いこと。中3週で中京の芝2000が候補になりそうです。