3/8、阪神6R・未勝利(芝2400)に愛馬ブラゾンロワイヤルが出走。前走から約3ヶ月を開けた復帰戦は芝の中長距離に変更して臨みましたが、結果は8着となりました。
まず、本走の馬体重は前走から増減なしの508kg。休み明けですが、元々が緩めでしたので、±0kgは良かったと思います。
課題のスタートは五分に出て、そこから鞍上が積極的に押し出しますが、二の脚のスピードで劣ってしまい、5番手からの競馬となりました。陣営からは「行けるならハナを主張して欲しい」の指示が出ていたとのことなので、行き切れなかった点は能力不足でした。正直、外からの2頭に前に入られたのは誤算で、内の2頭を行かせた3番手に取り付きたいところでした。
もっとも、過去走を考えれば5番手から競馬が出来たことは格段の進歩であり、そこから3角まではポジションをキープすることが出来ました。「スタートで置かれなければ流れに乗れる」と確認できたことは収穫です。
3角~4角をインベタの省エネで回り、直線に向いてもまだ脚は残っていましたが、ラスト300Mで一杯となり、そこからポジションを下げて最終着順は8着となりました。
正直、ラストでもう少し頑張って欲しいところでしたが、流れに乗れて競馬が出来たことが今走の最大の収穫だと思います。Target-JVの補正タイムも「82」が出ており、初めての80台を記録しました。
一方で、ここから勝ち負けに持ち込むには更に時計を1.5秒以上詰めなければいけません。問題はどこからこの1.5秒を捻り出すかです。今回は休み明けですから、使った上積みは期待して良い思います。スタートも1列前から競馬をしたいところでした。あとはもう少し時計の掛かる馬場で走らせたいですし、距離も2600まで伸ばして見たいです。
石坂師のコメントによれば「前には行けませんでしたが、道中のポジションも良く見所のある走りは出来ていました。軽い芝では分が悪かったですが、調教でも11秒台で走れるようになり、8着に来れたことはポジティブに捉えたいと思います」とのこと。
今後の予定については示されていませんが、2400Mであれば権利は関係なく出走は出来るはずです。ブラゾンロワイヤルの場合はテンションの心配がありませんから、短期放牧を挟みながら、月1回の出走を実現して欲しいと思います。
4/6阪神(芝2400) または 4/13福島(芝2600)
5/3新潟(芝2400)
と使い、6月からの函館(芝2600)に備える流れが希望です。