3/30中山4R:ダウントゥアースは喉の疾患は良化するも11着

3/30、中山4R・未勝利(ダート1800)に愛馬ダウントゥアースが出走しました。デビューから2戦を2桁着に大敗した上に、この中間では喉に疾患のあることが判明した本馬ですが、吸引等の治療により心肺の状態は改善。今回の出走となりました。

初めてゲートで好スタートを決めましたので、ここからポジションをキープして先行集団からの競馬を見せて欲しかったのですが、鞍上の荻野琢Jにはその意思は全く無く、馬なりのまま下げてしまい、今回も後方14番手からの競馬となりました。

ぶっちゃけ、この時点でツーアウトは確定的であり、その騎乗意図は自分には全くの意味不明でした。レース後のコメントによれば「無理に出していくと最後は苦しくなりそうな感触もあったので、リズムを大切に運びました。」とのこと。この「感触」と言うのが何を指すのか自分にはサッパリ分かりませんが、恐らくは最初から後方待機が前提であり、8着内は目標にしていなかったと言うことかと思います。

ここからレースは前走のリプレイモードとなり、14番手のまま4角を回ると直線で脚を使って3頭を交わし、最終着順は11着と言う結果でした。

競馬の内容に全く見所はありませんでしたが、ラスト3Fを39.3秒の4番手タイで上ったことは収穫でした。3Fを39.3で上りながら最後まで脚を伸ばせていたことから、喉鳴りから始まったダウントゥアースの呼吸器疾患は競馬に支障の無いレベルまで良化しているのかもしれません。

もし、呼吸器系の不安が解消したのであれば、次の課題は流れに乗った競馬をしたときにラストの脚をどこまで使えるかと言う問題になると思います。なお、馬場状態は出来るだけ時計の掛かる馬場が望ましいでしょう。

今回の結果からツーアウトとなりましたが、現在のダート1800はフルゲートを割れていますので、個人的には中1週で使って「8着内に入ればラッキー、スリーアウトを食らたら6月まで鍛え直し」の作戦が良いと思っていました。

しかし、ここで予想の斜め上から情報が入り、なんと川崎の地方交流戦に選出されたとのこと。具体的な情報は明らかではありませんが、恐らくは4/8のダイヤモンドフラワー賞(ダート1600)が目標であると思われます。

中8日の連闘になりますが、せっかくのチャンスですからここは出走しない手はありません。何より、見通しの立たないダウントゥアースの先々について尾関師が考えていてくれたことは有難い限りです。交流戦に出る以上、次は試走では済みません。ワンチャンでも勝ちに行く競馬をする必要がありますし、その為にどの様な競馬を見せてくれるのか興味深々です。

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