DMM出資馬の近況 2024/1/10

DMM出資馬の近況 2024/1/10:グランベルナデット、ミスティックロア、スマイルコレクター、シンハナーダ


1.グランベルナデット

美浦TCに在厩のまま調整を続けています。今週末の愛知杯への出走も検討されて来ましたが、最終的に来週の初富士S(中山・芝2000)に向かうことが決定しました。判断事由としては、本馬の緩い馬体を考えた時に小倉の平坦な馬場では調整が難しく、坂路調教の可能な中山を選択した次第です。結果論ですが愛知杯のメンバレベルは相当低目になりましたが、まだ4歳馬のグランベルナデットに焦る必要はありませんので、着実に自己条件から賞金を積み上げた方が良いと思います。焦ることなく本来の成長を遂げることが出来れば、今後も重賞に出走可能な馬であることに疑いはありません。

2.ミスティックロア

今週末の五条坂特別への出走を目標に、栗東TCに在厩のまま調整が続けられています。これまではテンションの異常な高さから、トレセンと外厩を往復する状況が続いていましたが、ここにきて精神面での成長が見られることで、初めての続戦が実現しました。

1/10、栗CWを単走で最終追い切りを行い、83.4-68.5-54.0-38.4-11.9 (位置8,直線強め)を計時しています。テンションを考慮して併せ馬こそ行いませんでしたが、坂井Jを鞍上にシッカリとした追い切りをすることが出来ました。前走の追い切りから本番まで坂井Jが自ら調教を付けてくれたことで、難しいミスティックロアとの関係も築けてきた印象です。

坂井Jの追い切り後のコメントに依れば、前走以上に状態は良く、テンションも変に上がっていないとのこと。前走の状態でも水準以上の時計で走っていることから、本来の力を出すことが出来れば、本馬にとって2勝クラスは単なる通過点でしかありません。

3.スマイルコレクター

山元TCにて放牧が続けられています。入場当時は冬毛がボアボアで状態の最悪だった本馬ですが、ここに来て良化が進み、毛艶も戻りつつある状況です。これには、調教を続けることで代謝が改善したことも無関係では無い様です。

追い切りの内容も改善しており、ハミの工夫を含めて操縦性の向上が図られています。まだ、具体的な帰厩の予定は示されていませんが、もう少しで美浦TCに戻ることが出来そうです。

4.シンハナーダ

度重なる頓挫により、自分の出資馬では唯一の未出走馬であるシンハナーダですが、漸く長い骨瘤の治療にも、目途の立つ状況になっています。現状で痛みは無く、TMを用いた運動が開始されました。現状で歩様に問題は出ていませんが、今後強めに移行した時に問題の出ないように慎重に進める必要があります。

只、一方では悠長にしていられない時候でもあり、馬体を崩さないように運動を進めることが求められます。運動を休止していた期間に馬体重は増加していますので、体重をキープしたまま上手く筋肉に変えて行きたいとのこと。

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