4/20、福島3R・未勝利(ダート1700牝)に愛馬リリーズブルームが出走しました。想定時は除外含みの中で出走権を得た本レースでしたが、内容の無い10着に敗れています。
このレースのポイントは輸送とスタートと考えていましたが結果的に懸念材料が顕在化する結果になってしまいました。まず、輸送については-10kg減って454kg。やはり長距離輸送により2桁減になってしまいました。追い切りの内容が軽めでしたので、それでも450kg台は確保しましたが、ベストな仕上がり状況とは言い難かったと思います。
そして最悪だったのがスタート。2番枠を引いてしまったことから、スタートから先行することが必須条件でしたが、伸びあがる様なスタートに加えてダッシュで躓いたことで、まさかの後方からの競馬になってしまいました。本馬の場合、距離を延長することで序盤のスピードを抑えてマイペースで競馬をすることが重要でしたが、全ては水泡に帰してしまいました。
本当ならばスタートでミスをした時点で、2走目の様に開き直って最後方まで下げて脚を貯めて欲しかったのですが、乗り代わりの減量騎手ではそれも叶いません。1角までに無駄な脚を使い、それでもポジションを取り切れずキックバックを浴びる形になって競馬が終わってしまいました。
レース後の馬の状態は「ケロッとしてた」との情報もあり、真っ当に競馬をしていないことは明らかです。問題は距離延長では無くスタートの無策とベストとは言えないコンディションにあると考えますが、牧浦師からはこれらの課題について言及されず、問題点を距離に求めています。「長距離輸送→馬体重減少→放牧」の無益なサイクルについてのコメントもありません。
再び短距離に戻すことを考えると節を空ける必要があり、それでは日程的に厳しい状況に追い込まれます。既にチャンピオンヒルズに放牧に出されてしまいましたが、早目に北海道に輸送して輸送の無い滞在競馬で中距離で出られるところを探すか、地方交流戦を目指して欲しいと思います。まさか本馬が2アウトに追い込まれるとは夢にも思いませんでした。