5/19エアグルーヴC:ローズボウルはスタートで後手を踏み見所なき11着

5/19、東京10R・エアグルーヴC(3勝クラス・ダート2100・ハンデ)に愛馬ローズボウルが出走しました。前走から2ヶ月の休養を挟んだ本走の馬体重は-6kg減らした510kg。パドックを周回する姿には落ち着きが見られ、かつての荒ぶる本馬のイメージはありません。

本馬場入りした後は暫く周囲を眺めさせていましたが、特に違和感なく返し馬に入って行きました。

そして問題のスタート。少し躓いた感じにも見えましたが、何とも気合の感じられないスタートを切ってしまいます。さらに意味不明だったのが、何ら工夫も無く離れた最後方まで下げてしまったこと。ハイペースになることを期待して腹を括ったのかもしれませんが、流石に3勝クラスでこの位置から競馬になる脚はローズボウルにはありません。実質的にこの時点で競馬は終わっていたと思います。

この1角までの走りについて武藤Jのコメントが公式にも掲載されていないので、真実の判断は付かないのですが、明確な理由もなくてのこの騎乗ならば、正直勘弁して欲しいと思います。林師から鞍上のコメントが語られていない点も含めて、内心では怒っていおらえるのかも..。

レースは最後方のまま3角~4角を回り、直線で伸びる所も見えましたが、あまりにも前との差が開き過ぎており、最終着順は11着止まりとなりました。本馬の上り3Fの時計は36.5なので、脚を貯めた分だけローズボウルとしては速い上がりが使えているのですが、上位馬が総じて36秒台で上がっているレースでは見せ場を作ることはありませんでした。

この辺りを含めて、レース後の林師からは「スタートをボコッと出てしまったので、最後方からの競馬になりました。ローズボウル自身も終いは脚を伸ばしているのですが、先行馬に上がり36.5秒で上がられると厳しいです。」の短いコメントが出されています。

内容的には相当残念な競馬になってしまいましたが、何れにしてもこの先はローズボウルには向かない夏場を迎えますので、秋競馬まで長期放牧に入るものと思います。年齢的には良い所に入ってしまいますが、中山のハンデ戦で最後の一花を咲かせてくれることを祈っています。

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