6/8函館7R:ソウルアンドジャズは積極策も7着

6/8、函館7R・1勝クラス(芝2000)に愛馬ソウルアンドジャズが出走しました。前走でタートを試すも結果が出せず、再び芝に戻してのレースになります。特に今回は重たい洋芝になることで、早い馬場にはワンチャン足りない印象の本馬にとって、脚質がマッチすることが期待されました。

本走の馬体重は+2kg増加した500kg。パドックを周回する姿は少し落ち着きを欠いている様にも見えました。今回は輸送の無い滞在競馬ですので、期待したほどは落ち着いた周回ではありませんでした。もっとも、「兄姉の3歳時と比較すれば遥かに落ち着いている」とも言えますので、これ位で良い所かもしれません。

前走でミスしたスタートですが、今回も伸び上がる様に一拍遅れる形になりました。同様のスタートを繰り返していることから、ここは明確な改善ポイントになると思います。

一方で本走は大外枠を引いたことでスタートの影響は小さく、乗り代わりの富田Jが積極的に追い出すと、行き脚が付いて1角を2番手の好位で侵入します。この間で脚を使ってしまったのは止むを得ないところで、競馬としてはソウルアンドジャズの希望する形に落ち着かせることが出来たと思います。

レースは2番手好位のままロスなく4ターンを回ります。3角付近から全体のペースが上がりますがここは付いて行き、4角手前で逃げ馬を交わして先頭に代わります。4角出口では外から併せられますが、追い比べてラスト200までは先頭をキープ。しかし、ラスト100から脚色が鈍ってしまい、後続馬6頭に一気に交わされて最終着順は7着となりました。

もっとも、着順こそ7着ですが勝馬との差は2000Mで0.3秒ですから悲観する程ではありません。むしろ初めての古馬との対戦で十分戦えるところを示してくれたと思います。ぶっちゃけ、この程度の差であれば展開一つで変わって来る範疇でしょう。本走で言えば「大外スタートと一拍の出遅れで序盤に脚を使わざるを得なかったこと」「逃げ馬のペースが無駄に速かったこと」等が展開のアヤになったと思います。

見方を変えれば、ソウルアンドジャズの競馬のスタイルは本走の様に「2番手追走から早目に仕掛ける競馬」で良いと思います。もう少し内枠からベストのスタートを決めるだけでも時計を詰める余地はあるはずです。
あと、距離は2000よりも1800の方が合う様な気もします。ブリックスアンドモルタル産駒は1400~1800に良績が集まっていますので、本馬も芝の1800を試して欲しい所です。

レース後の武井師からは「今日のレースはリズム良く運べたので、終いの末脚の差が出たように感じます。」のコメントが出されていますが、正直に意味が不明です。富田Jからは「後続が早めに動いたぶん、最後が苦しくなりました、」のコメントがあり、これはその通りで正に展開一つだったと思います。

今後の予定について、武井師からは「次走の優先権が取得出来ませんでしたので、一旦短期放牧を挟んで、函館後半での復帰を検討します。」のコメントが出されています。滞在競馬のメリットを生かし、一つ叩いてピリッとしたところを使って欲しいところで、6/30に芝1800の平場の番組が組まれていますので、そこが狙い目かと思います。

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