6/15、京都10R・保津峡Ｓ（３勝クラス・芝2200）に愛馬アレグロモデラートが出走しました。当初の目論見ではマーメイドＳへ格上挑戦して軽ハンデを貰う作戦でしたが、残念ながら抽選除外。改めて自己条件の本レースに向かうことになりました。
馬体重は前走から増減無しの484kg。前走はゲートで煩くなりスタートで一拍遅れてしまいましたが、今回は後入れもあって無難に発馬を決めました。そこからは軽く押し出しますが、鞍上に先行集団について行く気持ちは無く、前から離れた５～６番手で競馬を進めます。
前走は囲まれる形になって序盤の折り合いを欠いてしまいましたが、本走では前が離れたこともあって、前走程は酷い形になりませんでした。只、高めに首を上げて走っていたところを見ると、やや抑え気味に乗られていたのかもしれません。確かに、先行馬のペースが速かったので抑えた判断も分かるのですが、個人的にはもう少し馬に気持ちよく走らせてあげて、その上での結果を見たいところでした。
京都の外回りの典型パターンで、坂を上り終える4Fから一斉にペースが上がりますが、このときのアレグロモデラートのポジションは６～７番手。4Fからのロングスパートを期待しましたが、鞍上の反応は遅れています。それでも４角出口では４番手まで押し上げて直線勝負になりましたが、やはり末脚に劣るアレグロモデラートには分が悪く、後続に差されて最終着順は８着となりました。
もっとも、着順こそ８着でしたが４着馬との差は0.3秒であり、前走と同じく順位程は負けていない印象です。言い換えれば乗り方ひとつで掲示板は十分確保出来たと思います。個人的には３角から仕掛けて先頭に立ってしまう形を見たいのですが、なかなか期待通りには乗って貰えません。
本走については2200は少し長かった印象もありましたし、鞍上も乗り替わりでしたが、元々はマーメイドＳ狙いだったこともあり、臨戦態勢としては止むを得ない部分も大きかった気がします。
一方で、今回のレース内容を見るとやはり牡馬との定量戦は荷が重い印象で、牝馬限定戦かハンデ戦を狙いたいところです。次走については具体的な目標は示されていませんが、7/14の阿武隈Ｓ（福島・３勝クラス・芝2000ハンデ）で、土湯温泉特別を制した時の様な競馬を狙って欲しいと思います。