DMM出資馬の近況 2024/7/11

DMM出資馬の近況 2024/7/11:グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター、オブシディアーナ、エクラドネージュ


1.グランデスフィーダ

栗東TCにて復帰戦に向けての調整が続けられています。骨折による長期離脱のため、馬体が相当なレベルで緩んでしまった本馬でしたが、漸く絞られて来た印象です。7/11、栗東坂で追い切りを実施して、52.0 36.9 24.1 12.1(一杯に追う)を計時しています。2勝馬を相手に1.2秒追走して0.3秒先着を果たしており、一杯に追ったとは言え、故障前と同等レベルの時計が出せる所まで来ています。

池江師のコメントによれば「鷲尾騎手はまだ重たさがあるけど、それでもタイムが出るのは能力だと思いますし、これでピリッとしてくれそうと言っていました。」とのこと。今回の追い切りを受けて、来週の小倉ダート1700で1つ叩いてから、中京ダート1400に向かう方針が確認されています。

2.ミスティックロア

チャンピオンヒルズにて調整が続けられています。前走後、馬体の回復は早く進みましたが、「右前の膝裏の張りが取れて来ない」とのことで、少し慎重に進められている感触です。もっとも微妙なレベルでもある様なので、過度に心配する必要もなさそうです。厩舎長からは「日程的にはエルムステークス(8/4、札幌ダート1700)を目指すとすればギリギリかな」のコメントが出されており、今後の回復状況に注目をしたいと思います。

3.シンハナーダ

7/6、福島4R・未勝利(芝2000)に出走。1年遅れのデビュー戦を既走馬相手に戦って、これに勝利すると言う離れ業をやってのけました。ぶっちゃけ、ここで権利を確保出来なければ未勝利終戦も覚悟する背水の陣でしたが、キッチリと結果を出して見せてくれたノーザンFと国枝厩舎の皆さんの力には驚嘆するよりありません。

また。脚元の弱い本馬としてはレース後も馬体や脚元に問題が無かったことは何よりで、現在はノーザンF天栄に放牧に出されています。今後の予定は未定ですが、先ずはリフレッシュさせてから次を検討するものと思います。

4.スマイルコレクター

未勝利戦も大詰めに近い状況の中、美浦TCに帰厩して調整が行われています。7/11、美南Wで追い切りを実施して、単走で69.5 54.6 39.9 12.0 (位置3、馬なり)を計時しています。相変わらず併せ馬の出来ないところは厳しいですが、折り合いはついていて走り自体はスムーズだった模様。来週はもう少し終いを伸ばして、7/27の新潟5R・未勝利(芝1400)に向かう予定とのこと。なお、鞍上には松山Jが確保されています。

5.オブシディアーナ

ファンタストクラブ・木村牧場にて育成が続けられています。この中間も坂路で乗り込まれており、動きも良化してきた模様。スピードの出る体の使い方が出来ており、前進気勢も強くなってきたとのことで、ナダル産駒らしい特徴が現れて来た印象です。

この状況を受けて、国枝師からは「牧場で馬を見てきました。順調に乗り込んでいるようで良くなっていましたし、牧場から札幌デビューの提案を受けたので前向きに考えたいと思います。」のコメントが出されており、一気に北海道デビューが具体化しそうな勢いです。

6.エクラドネージュ

チャンピオンヒルズにて育成が続けられています。この中間は坂路で15-15が行われており、手応えが良く抑えるのがキツかったとのこと。前進気勢が出て来ており、脚元にも問題はありません。こうなると現状で最大の問題は「喉鳴り」ですが、これをクリアするには成長を待つよりなさそうです。

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