GF出資馬の近況 2024/9/11

GF出資馬の近況 2024/9/11:ソウルアンドジャズ、サミアド、コンサートツアー、ダウントゥアース、レディオンステージ、ブラゾンロワイヤル


1.ソウルアンドジャズ

9/14の中山・1勝クラス(芝2500)への出走を目標に美浦TCにて調整が行われています。9/11、本番でも鞍上を務められる丹内Jを背に美南Wで追い切りを実施して、67.5-53.0-38.8-25.4-12.8(位置7,馬なり)を計時しています。詰めて使われている本馬ですが、追い切りの時計を見る限りは状態が維持されている感触です。馬体重も484kgで、概ね前走の体重を回復しています。武井師のコメントによれば「動きに硬さはなく、しっかりとした脚取りで走れています。道中の息遣いや息の入りも良く、良い状態をキープ出来ています。」とのこと。

2.サミアド

今週末の中山・1勝クラス(ダート1200)への出走を目標に美浦TCにて調整が行われています。9/11、美南Wで最終追い切りを実施して、66.8-52.1-37.8-24.0-11.4(位置4,馬なり)を計時しています。一杯の2歳馬を相手に0.8秒追走して馬なりで同入を果たしており、馬場の内側を通過したとは言え、まずまずの時計が出ています。竹内師のコメントに依れば「3頭併せで追い切り、最後方追走から終い馬なりで併入しています。体調面は一度使って良くなっているので、前走以上には動ける状態です」とのこと。

3.コンサートツアー

ゲート試験に合格後も在厩で調整が行われています。9/11、美南Wで初めて時計になる追い切りを実施して、67.6-52.6-38.2-24.9-12.4(位置5,G前仕掛け)を計時しています。初めての追い切りとしては十分な時計が出た印象ですが、武井師のコメントによると「道中は適度な前進気勢で走れていて、折り合いは問題ありません。手綱を抑えている時は、しっかりとしたバランスで走れていましたが、4コーナーからペースが上がると余裕がなくなってしまいました。道中の息遣いや息の入りもまだまだです。」とのことで、まだ実戦は早いとの評価でした。もっとも、このラップでラスト1Fが11行台なら相当な好時計ですから、ここは「求められるレベルが高い」と理解しても良さそうです。

今回の追い切りの結果を受けて、今後は週末にNEWERA(ヒモリファーム)に放牧に出される予定。現在の馬体重は458kgまで絞れており、これ以上の細化はさせない様に出来れば厚みを増す方向にパワーアップを図って欲しいと思います。

4.ダウントゥアース

北海道・チェスナットファームにて育成が行われていましたが、9/11、美浦TCに入厩をしています。北海道からの直接入厩だった模様ですが、長距離移動の疲れも今のところは大丈夫とのこと。500kg超の馬格のある本馬なので、長距離移動も対応出来たのかもしれません。今後は新しい環境に慣らしながらゲート試験合格を目指すことになります。

5.レディオンステージ

9/15の中山・新馬(芝1600牝)への出走を目標に、栗東TCにて調整が行われています。9/11、栗CWで最終追い切りを実施して、64.7-68.6-53.8-38.1-23.6-11.7(位置7,馬なり)を計時しています。一杯に追った新馬の内から併せ、0.2秒追走して0.3秒遅れています。ラストは後れを取っていますが、本番前の馬なり調整であれば特段の問題はないでしょう。西園師のコメントによれば「馬なりでの時計で、併せた相手にしっかりと付いてきており良く動けていたと思います。」とのこと。気になるのは目標レースの想定が抽選含みなこと。16/18の想定なので倍率は低いのですが、スライドは嫌なので無難に通過したいところです。

6.ブラゾンロワイヤル

新馬戦の後、北海道・社台Fにて調整が続けられています。レース後に右前にソエが発症しましたが、現在は落ち着いており、8/20から騎乗運動を開始したとのこと。馬体重は518kgまで回復しており、脚元の問題も無く坂路運動が再開されています。牧場スタッフのコメントによれば「9月中旬過ぎにグリーンウッドへの移動を予定しており、移動も近いので時計はそこまで出さず、コンディション面を整える事を最優先に3F45秒程までの調整で中身の質の向上に努めます。」とのこと。

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