1/26小倉8R:ソウルアンドジャズは条件が完璧に嵌って大勝

1/26、小倉8R・1勝クラス(ダート2400)に愛馬ソウルアンドジャズが出走しました。4カ月のリフレッシュを経て、復帰戦の舞台には再度のダート戦が選択されましたが、2400Mへの距離延長を含めて条件が完璧に嵌り、9馬身もの差を付ける大勝劇を見せてくれました。

懸念された1番枠からのスタートは無難に出ましたが二の脚が微妙に遅く、それでも丹内Jが必至に追い出してくれたことで、3番手のポジションを確保しました。問題は、3角手前からペースが緩み、先行馬が垂れ気味に下がって来たこと。結果的に、本馬としては避けたい前後に挟まれた揉まれる形になりかかりました。

しかし、ここで1周目の3角に進入したことで、コーナーリングを活かして上手く馬を外に持ち出します。4角出口ではポジションを入れ替えて先頭に立てたことで、ここからは苦手なキックバックを回避することに成功しました。この序盤の立ち回りが今回の大勝のポイントと考えており、スタートを決め切れなかった状況に対し完璧な騎乗を見せてくれたと思います。

1週目のスタンド前から本馬のペースで軽快に走り出すと1角~2角をロスなく周り、バックストレートでは馬なりのまま後続を突き放して大逃げの体勢に入ります。3角手前からは後続馬にも鞭が入りますが、ソウルアンドジャズは馬なりのまま差を詰めさせません。この時点で勝利は確信できました。

結局、3角~4角も無難に回り、ラストの直線では遊ばないようにシッカリと追われると、最後は9馬身もの差を付けての大勝となりました。大逃げの形を取りながらもラスト3Fが38.7秒の上り最速を記録したことは、ソウルアンドジャズが着差以上に強い競馬を見せたことを示しています。

また、Target-JVの補正タイムを見ると指数値「113」が得られており、これは2勝クラスでも十分戦えることを示しています。このレースの最大のポイントは本馬のダート適性でしたが、極めて高いレベルでの適合能力を示す結果になりました。

また、2400Mの距離も本馬にはベストであったと思います。スピードの持続力に優れることもありますが、序盤のペースが緩むことで先行ポジションが取りやすく、嫌なキックバックを回避できることも大きいです。

一方で、504kgで出走した仕上がり状況に関しては、パドックの身体付きを見ても重め残りに映りました。丹内Jのコメントからは「今回はギリギリ仕上がった感じでした」とのことですが、言い換えれば上積みの余地は十分にあると思います。

今回の大勝はダート2400Mと言う条件が完璧に嵌った面が大きいと考えられることから、昇級戦も同条件で臨みたい所ですが、如何せんダート2400Mは番組数が少なく、3/15・4/13の中山ダート2400を待たなければなりません。ここは馬体を無用に緩めず中山の2走に臨んで欲しいと思います。

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