GF出資馬の近況 2025/2/26:ダイヤモンドフジ、ソウルアンドジャズ、サミアド、レディオンステージ、ブラゾンロワイヤル
1.ダイヤモンドフジ
3/1の小倉・西日本新聞杯(2勝クラス・芝1200)への出走を目標に、在厩のまま調整が続けられています。前走で1勝クラスを勝ち上がった後、中2週で同条件への出走になります。2/26、栗東坂で最終追い切りを実施して、54.6-39.4-25.9-13.0(末強め)を計時。続戦のため控え目の追い切ったとのことですが、前走時の変わらぬ時計は出ています。もっともメンバーレベルは相当厳しくなりますので、せめて速いペースで折り合いが楽になることに期待を賭けたいと思います。
2.ソウルアンドジャズ
3/15の中山・阿見特別(2勝クラス・ダート2400ハンデ)への出走を目標に、美浦TCにて調整が行われています。2/26、美南Wで追い切りを実施して、94.2-79.0-65.4-51.6-37.6-24.4-12.2(位置5,G前仕掛け)の好時計を記録。僚馬のハビレ(古馬OP・一杯)の外を1.1秒先行して併入を果たしています。格上馬と互角に走れていることも素晴らしいですが、追い切りで併せ馬が出来ていること自体に成長を感じます。前半のラップが速いにも関わらず、ラスト2Fを12.2-12.2で失速せずにまとめた所が素晴らしいです。
3.サミアド
3/2の阪神・2勝クラス(ダート1200)への出走を目標に、在厩のまま調整が続けられています。只、想定ではフルゲート16頭に対し、予定22頭・本馬より優先が13頭・同条件が本馬を含めて4頭なので、想定通りなら1/4の抽選対象となります。
2/26、美南Wで最終追い切りを実施して、65.9-50.9-36.8-23.9-11.9(位置6,馬なり)を計時。ピュアキアン(古馬OP・馬なり)の内を1.6秒追走して0.4秒遅れていますが、追い切りの時計としては変わらずに優秀です。竹内師のコメントによれば「レースで集中力が持続出来れば、ここでも通用する脚力は備えていると思います。」とのこと。オールダートの1200Mと言う条件がサミアドに嵌ることを期待したいと思いますし、-減量騎手(-1kg)の中で優秀な高杉Jが確保されたことも朗報です。軽斤量と距離短縮で最後の1Fを頑張り切れることを期待します。
4.レディオンステージ
3/1の小倉・未勝利(芝1800)への出走を目標に、在厩のまま調整が続けられています。2/26、栗CWで最終追い切りを実施して、82.1-66.9-52.6-37.7-23.7-11.8(位置7,一杯に追う)を計時。ポッドコロ(3勝クラス)の内を0.1秒追走して0.2秒遅れていますが、格上を相手に食らいついています。続戦のため中間の調整は軽めでしたが、最終追い切りでシッカリとした時計を出してきました。状態はベストに見えますので前走以上の結果を期待しています。
5.ブラゾンロワイヤル
3/8の阪神・未勝利(芝2400)への出走を目標に、栗東TCにて調整が行われています。2/26、栗CWで1週前の追い切りを実施して、85.2-70.8-55.6-39.8-24.9-12.4(位置8,一杯に追う)を計時。未勝利の僚馬ミラクルボーン(一杯)の外を0.4秒先行して同入をしています。最後まで失速はしていませんが時計的には前走時から大きな変化は見られません。
また、今回の追い切りはブリンカーを着用していますが、追い切りでは明確な効果は表れていません。もっとも、ブラゾンロワイヤルの問題点の一つは序盤で前に行けないと後方に大きく下がってしまうことなので、この状況への対処としては改善を期待できるのではと思います。石坂師のコメントによれば「追い切りではブリンカーを着けて大きく変わったところは無かったものの、常歩の時にはピリッとした様子でプラスの効果も感じられ、着けてマイナスは無さそうですのでレースもブリンカー着用で臨む予定です。」とのこと。芝戻りと距離延長とブリンカーで一変を期待したいレースですし、これで変わり身が見られない様ですと厳しい状況になりそうです。