GF出資馬の近況 2025/3/14

GF出資馬の近況 2025/3/15:ローズボウル、キャストアイズミー、シュトルムカイザー、シャインフォーミー、アスコットヴェール


1.ローズボウル

3/14、大井・ブリリアントカップトライアル(A2以下・ダート1800)に出走して4着。大井競馬に移籍して二桁着順を続けていたローズボウルですが、自己条件レースでは十分に戦えるところを見せてくれました。

競馬としては中段以下に控えながら後半で追い出す本来のスタイルで、直線では3着も視野に入る流れでした。結果的に馬券内には届きませんでしたが、もう少し上手く立ち回れば3着はあったと思います。2000Mの自己条件戦があれば、より上位に行けるでしょう。
また、上位2頭は力が抜けていましたので、6月のクラス編成までには自然とチャンスが回ってくると思います。

なお、次の大井開催には自己条件のダート1800が組まれていないことから、一開催スキップして次に備える予定。

2.キャストアイズミー(ファストアズエバーの23)

引き続き、チェスナットファームにて育成が続けられています。この中間は坂路で15秒を切るペースまで進んでおり順調。牧場スタッフのコメントによれば「抑えきれずに13秒台まで出てしまうほどパワフルな動きができていました。」とのこと。ゲート練習は「通過」までですが、移動の声が掛かればいつでも進められる態勢です。現在の馬体重は467kg。

また、牧浦師も直接現地視察されており、順調な進捗を確認して早期移動の可能性を示唆されています。「今のところ落ち着いて調整が出来ていますし、馬格もあって良い雰囲気です。」とのこと。

3.シュトルムカイザー(メールデゾレの23)

社台Fにて育成中。運動メニューは週4回の坂路入りが行われています。

一方で、これまでの更新でも「馬っ気の強さ」に言及がありケアされて来ましたが、先日、他馬に影響されて興奮を抑えられない状態に陥ったとのこと。間違えば大事故にも繋がる状況であった模様で、将来を考えて去勢を行う判断が下されました。このタイミングでの決断には正直驚きましたが、それだけ危うい状況と言うことかと思います。何れは去勢をするのであれば、精神面を拗らせる前に手を打つのは正解と思いますし、この時期の手術ならば、年内のデビューも充分視野に入る筈です。冬のダートの季節に間に合わせることがベストの判断になると思います。

4.シャインフォーミー(フリスコベイの23)

チェスナットファームにて育成が続けられています。この中間派坂路で15秒を切るところまで進んでいます。牧場スタッフのコメントによれば「坂路調教では14秒台でも手応えに余裕があり、至って順調に進めることが出来ています。」とのこと。ゲート練習は「通過」までですが、移動の話が出れば進めて行ける態勢です。現在の馬体重は474kgで、ペースアップするなかでも馬体重が維持できています。

5.アスコットヴェール(アースグリーンの23)

一口馬主歴10年を超えて、初めて応募した馬名が採用されました。父名のアスコットと母名のグリーン(仏語でヴェール)から連想して命名しています。直訳は「アスコットの緑」で、アスコット競馬場のターフをイメージしたものです。

引き続き武田ステーブルにて育成が行われており、BTC施設にて週3回~4回の坂路入りを行い、18-17秒ペース(内1日は15-16ペース)で登坂しています。本格的な15秒ペースに入れておらず育成ペースは遅めですが、そこは5月生まれなので勘案してあげたいと思います。牧場スタッフのコメントによれば「長めの距離をじっくり乗り込みつつ至って順調に調整を進められています。まだ馬体面での成長は必要に感じますが、もう少し暖かくなれば屋外コースも開場されるので、そちらも併用しながら徐々に進めていければと考えています」とのこと。なお、馬体重が12月末より更新されておらず、そこは知りたいところです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする