3/15、中山9R・阿見特別(2勝クラス・ダート2400ハンデ)に愛馬ソウルアンドジャズが出走しました。前走でダート替わりを圧勝したことから、連勝も期待された本馬でしたが、結果は6着に終わっています。
まず本走の馬体重は+4kg増加して508kg。前走ですら余裕のある仕上がりに見えたのに対し、そこからプラス体重で出てくるとは思いませんでした。パドックに入場すると落ち着きがなく、引き手を困らせる状況でした。結局、途中から2人引きに変わり、漸く落ち着きが出た印象です。
そして問題のスタート。ゲートのタイミング自体は合っていましたが、上に伸びあがったことでダッシュが付きませんでした。その結果、外枠14番の馬に前に入られてしまい、更にアクセルを踏むことが出来ません。結局、先行集団とは離れた7番手のポジションで最初の3角に侵入する形となりました。只、後手を踏んだとは言え外枠でしたから、そこから追い出しても5番手で先行集団に付くことは確保できたと思います。結果的に、これが最後まで響いた様に思います。
1週目の4角出口まで7番手をキープし、ホームストレートで捲って出ます。結局、1角の入り口までにハナを取り切りましたが、上り坂で長く脚を使ったことで相当な消耗があったことは想像に難くありません。前走は1角の出口からスムーズにハナを奪えたのに対し、今回はここで脚を消費した点が大きな違いとなりました。
その後、1角で先頭に立ってから4角の出口まではポジションをキープしましたが、前走の様に後続を引き離すことが出来ません。逆に、直線で競りかけられると脚を失くしてしまい、5頭に差されて最終着順は6着となりました。
直接的な敗因を考えると1週目のホームストレートで脚を使い過ぎたことにあると思います。さらにその原因は最初の3角までのポジションが後ろ過ぎたことでしょう。結果論も含めてですが、スタート直後に気合を付けてポジションを取りに行くか、逆に腹を括って中段から競馬をするなら、2着に入った8番の馬のポジションで競馬をすることで、結果は違ったと思います。
今回の位置から捲って勝ち切れたならば相当強い競馬ですし、「それでも勝てるくらいの地力の差はある」と考えていた可能性もあります。言い換えれば、能力に過信があったと言うことかもしれません。
レース後の武井師のコメントによれば「早く脚を使った分、最後の坂で苦しくなったみたいです。この後についてはレース後の状態次第で検討します。」とのこと。正直、今回の結果には不完全燃焼の感があり、決して「坂が苦手」と言うことでは無いと思います。むしろ、稍重の軽い馬場状態の方が本馬には不向きであったかもしれません。
今後の予定は明らかにされていませんが、個人的には4/13の印西特別(中山・ダート2400)でリベンジを狙って欲しいと思います。権利は逃しましたがフルゲートは割れる筈なので、出走は可能と思います。