4/12、阪神1R・未勝利(ダート1800牝)に愛馬レディオンステージが出走しました。デビュー以来、芝で5走して全て掲示板を確保しながら勝ち切れないでいる本馬ですが、ここで陣営はダート替わりを試す選択をされました。
ダートを試しておくなら、追いつめられる前のこのタイミングと言うのは判りますし、トップジョッキーからもダート適性がコメントされていましたので、今回の判断は理解できるものでした。
得意のゲートは無難に出ると、鞍上の松山Jはキックバックを避けるべく内枠から積極的に押し出して逃げの手に出ます。しかし、出鞭を入れているにも関わらずイマイチ進んでいきません。芝で楽に先行する姿とは明らか違い、如何にも走り難そうにしていました。
結局、このレースはダート適性の無さが全てで、展開もキックバックも関係ありませんでした。辛うじて3角までは先頭をキープしましたが脚元は既に怪しく、4角以降はズルズルと後退してしまいました。
1人気に推されたにも関わらず結果はまさかの最後着。どこから見てもダート適性はありませんでした。ここまで適性が無いとなると、事前にダート調教で判断が出来ないものなのでしょうか..。ルメールJのダート推奨も単に「ワンペースの脚質なのでダート」と言っているだけで、走法的な所は判断していないのかも?
レース後の西園師のコメントによれば「ジョッキーからの進言もあり、ダート替わりでもう一押しがあればと試してみましたが、やはり芝の方が良いようです。」とのこと。言葉尻を捉えてしまいますが、「やはり」の文言が気になります..。
今後の予定は一旦放牧に出して再調整するとのこと。次走は芝に戻すのは確定として、距離も1600では短いことは明らかなので1800-2000あたりを使って欲しいと思います。先行有利なローカルの小回りが良いと思います。