4/13、中山9R・印西特別(2勝クラス・ダート2400)に愛馬ソウルアンドジャズが出走しました。昇級戦の前走を同コースで6着に敗れた本馬ですが、中3週での続戦となりました。
前走は出遅れから早めに捲ってハナを叩く展開でしたが、最後は失速して6着。これに対し、本走でも出遅れから逃げる作戦に失敗し、後方8番手に控える展開となりました。
前走と違ったのはホームストレートから進出を開始せず、1角~2角は後方のまま待機。バックストレートから捲る形で進出して行きましたがこれも行き切らずに3角を4~5番手で侵入します。さすがに仕掛けを遅らせた分だけ最後まで脚はもちましたが、雨模様の馬場もあって前は止まらず、早く仕掛けた馬が上位を占める形となりました。
ソウルアンドジャズの最終着順は5着。前走よりも1つだけ着が上がりましたが、それよりも時計を1秒近く詰めたことは良かったと思います。Target-JVの補正タイムで見ると、前走が「82」に対し今回は「96」ですから、少なくとも2勝クラスで戦える数字は残せたことになります。1勝クラスを強い競馬で勝ち上がった時は「2勝クラスは通過点」と思いましたが、どうやら地道にクラス慣れをしながら戦って行く必要がありそうです。
今回も最大の反省点はスタート。二の脚が付かないことで、本来ならば早々にハナを奪いたいところがその展開に持ち込めません。プランBとして控えて仕掛けを遅らせる選択をしましたが、それでも捲るならばダメ元でハナまで行き切って欲しかったと思います。今回の形は如何にも半端で、キレる脚の無いソウルアンドジャズでは勝ち負けは見込めません。
もう一つ感じたのは、「やっぱり坂は苦手」と言う疑い。最後の止まり方を見てもその様な気がします。もしそうであれば、急な登坂が2回もある中山ダート2400はソウルアンドジャズにとって鬼門かもしれません。
問題はスタミナで勝負したい本馬にとって、2勝クラスの長いダート戦は中山2400と東京2100の2つしかないこと。それでいて坂が苦手となると、東京2100で勝機を見出すよりありません。もっとも、3勝クラスに上ったらダート2100が最長ですから、今の内に1800-2100へ対応する策を練っておくことは有意でしょう。
次走については脚元と馬体に問題がなければ、東京ダート2100を目指すとのこと。何れにしても夏競馬の間は敵鞍がありませんので、東京開催の間に使える限り使って欲しいと思います。