4/20福島4R:コンサートツアーは1枠2番

4/20、福島4R・未勝利(芝2000牝)に愛馬コンサートツアーが出走します。デビューから3走して何れも2桁着順に大敗している本馬ですが、今走は3ヶ月の間隔を空けて立て直しを図ってのレースになります。

もっとも、前走はダート変わりが全く脚質に合わずタイムオーバー負けをしたものなので、これはノーカンで良いのですが、芝の2走は中段より前で競馬をしながらも、最後まで脚が持たず、末脚も全く使えないと言う明らかに力不足の内容でした。

そう言う意味で、3ヶ月の立て直し期間で何処まで力を付けることが出来たのか、それが今回の評価ポイントになります。言い換えれば、ここでも結果が出せなければ「協議」の2文字がチラつくことにもなりかねません。

只、追い切りの時計と内容を見る限り、本馬なりに成長の跡は感じられます。1週前追い切りでは騎手騎乗ながらも美南Wの外目を通過しながら6Fで80秒を切る好タイムを出しています。ただ、この時は流石にラスト1Fが苦しくなってしまいましたが、最終追い切りでは馬場の内目を通過しつつも52.1-11.5を記録しており、前半を溜めれば末脚が使えることを示しました。特に、これまでの追い切りでは「ラストが伸びない」と評され続けていましたから、明らかな違いがある様に思います。

一方で、気になるのは追い切りを単走で行っている点です。他馬と一緒に走った時に自らの走りを守れるのか、ここが不安材料になりそうです。そう言う意味で「逃げてしまって自分のペースで走れるだけ走る」ことが最も良い作戦と思いますし、その点で2番枠は好枠を引けたと思います。武井師曰く「本馬はゲートだけは早い」と評していましたから、内枠からポンと出て逃げることは可能だと思います。

更に、減量騎手の小林美駒Jが51kgで乗る点も重要です。騎乗技術を無視すれば斤量-4kgは1秒近いアドバンテージなので、これを利して粘れるだけ粘るよりありません。出来るだけシンプルな競馬にすることで、軽斤量を活かしたいところです。タヤスソーレとミッドタウンナイトも逃げを狙って来ると思いますが、その他は中段~後方と予想できるので、枠を活かしてハナを奪うことは必ずしも難しく無いはずです。スタートを決めて先手を取ることが出来るのか、注目をしたいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする