出資馬の近況 2017/11/16

先週はレーヌジャルダンが福島芝2000に出走しましたが、スタミナ勝負の流れについてゆけずに１２着に大敗してしまいました。秘かに期待していただけに、これには大いに凹みました。
今週はフォーチュンリングが東京芝1800への出走が決まりました。こちらは現地応援の予定です。

１．サザナミ

ラピスラズリＳ（12/3，中山芝1200）に向けて厩舎にて調整中。体重は442Kgで、脚元にも問題なく、馬も元気いっぱいとのこと。11/16、美南Wで追切を実施して、70.3-54.2-39.1-13.9（位置５，馬なり）を計時しています。「馬の気持ちと動きのバランスがまだ取れていません。」のコメントが良く判りませんが、気持ちが空回りしていると言うことでしょうか..。まぁ、この辺りは堀厩舎なのでキッチリと仕上げてくれると思います。
なお、当日はチャンピオンズCの裏開催になるため、鞍上の手配に苦労する状況になりますが、鞍上には久々の石橋修騎手が予定されています。トップジョッキーが出払ってしまう中で、リーディング上位の騎手を確保して貰えたのは有難いのですが、前回の「みちのくＳ」では重馬場の影響も大きいなかで、内の荒れたコースを通って伸びを欠いてしまい、結果は７着に終わっています。正直、相性的にイマイチな気配を感じたのが、心配な所ではあります。今回は得意の良馬場になり、サザナミちゃんの力を出し切って貰えることを期待します。

２．シンラバンショウ

ノーザンファーム天栄で調整中。すでに坂路で15秒ペースを乗っているとのことで、状態の問題は無さそうです。一方で、次走はやはり年明けの中京を予定している模様です。如何に想像しても、シンラバちゃんが中京の直線で前残れる展開は見えないので、なんとか中山の最終週辺りで走って欲しいのですが、節が明らかに足りないのでしょうかねぇ？

３．レーヌジャルダン

11/12、福島芝2000牝馬限定戦に出走しましたが、結果は１２着。期待していたレースだっただけに、正直、この結果はショックでした。展開的には逃げ馬が作ったハイペースで息の入らないペースに対応することが出来ず、潰れてしまった格好です。他にもこのペースに合わせられずに、人気上位馬が凡走してしまいましたが、その中で完勝したイタリアンホワイトは、ちょっと飛び抜けて強かったと思います。
次走は節を空けないと難しい状況とのことで、山元ＴＣに一旦放牧へ出る模様です。復帰戦には中京を検討しているとのことなので、距離を含めて選択に注目したいと思います。只、コースが中京となると先行馬には厳しい展開が多くなるので、再び「差し」を狙う競馬に戻すのか、その辺りが気になります。

４．アメリカンツイスト

山元ＴＣにて調整中。フレグモーネからの回復は順調で、乗り運動を開始しても特に問題は無いとのこと。ここから坂路で上げて行くとのことなので、12/24の中山芝1600辺りが目標となる様な気がします。ぶっちゃけ今年のグリーンファーム２歳馬の成績はシャレで済まない程の壊滅状態（11/26の愛馬会の集いまで「勝ち上がり馬なし」も普通に有り得る状況）なので、出走出来れば勝機のある、アメリカンツイスト辺りはのんびり休んでいられる状況ではない気がします。

５．フォーチュンリング

11/19の東京２Ｒ（芝1800牝馬限定）に出走が確定。11/15に大野騎手を鞍上に美南坂で追切を実施し、54.5-39.8-26.5-13.4（馬なり）の時計でした。馬なりでこの時計ならば悪くないと思いますが、1800を走るには坂路調整のみで、トラックで追い切っていない点が気になります。強度も「馬なり」以上には追っていませんので、脚元をケアしながらの調整なのかもしれません。
レースの方は想定の10頭よりも大幅に増えて、最終的に16頭立てとなりました。メンバ的にも、ネイビーアッシュが抜けて強い感じがするのと、他にもモカチョウサンなどの勝ち負けに絡みそうな馬がちらほら見えるので、正直、今のフォーチュンリングに勝ち負けまで望むは厳しい気がしています。ただ、前走の課題となった前半の気後れと、ラストのエンジンの点火の遅さが改善出来れば、一定の前進は出来るはずなので、そこには期待して観戦したいと思います。1800に距離延長してどこまでキレる脚が使えるか、注目します。
また一方で、ＧⅠの裏開催にも関わらず、鞍上に大野騎手が確保されたのは朗報でした。意表をついて先行するか、腹を括って後方待機するか、何れにしても思い切りの良い手綱さばきを見せてくれる様な気がします。

６．アドマイヤヒラリーの１６

ノーザンファーム空港にて育成中。更新情報なし。