7/15、函館5R新馬戦(芝1800)に愛馬アルジェンタータが出走しました。流石に函館まで遠征に行くわけにも行かず、グリーンチャンネルを見ながら応援をしていました。
レース前から、「結果に係わらず山元TCに放牧に出す」旨、奥村師がコメントしていたことから、続戦をするには馬格的に厳しいのではないかと想像していましたが、案の定、本日のレースは出走馬中最軽量の424Kgでの出走となりました。入厩直前の馬体重が440Kgでしたので、しっかりと絞られた感じです。実際、パドックに現れた姿を見る限り、太い感じはありませんでしたが、正直なところ一目見て「小さいな」とは感じました。424Kgなのだから小さいのは当たり前なのですが、レースに勝つクラスの馬は体重に関わらず体を大きく見せて歩く傾向がありますので、そういう点では「まだ足りないかな」と言う感触は確かにありました。
レースは綺麗にスタートを切ることが出来ましたが、無理して先団にとりつくことはせず、5番手からの競馬になりました。丸山騎手のコメントによれは「前半は無理せず終いを伸ばす競馬をさせました」とのことですが、今週の函館芝のレースを見る限り、前が圧倒的に有利でしたし、レースペースも1000Mが62.6秒と速いものではなかったことから、離された5番手ではなく、直後の5番手をキープして欲しかったと思います。この程度のペースで付いていけないのか、行く気になれば付いて行けたのかは確認しておきたいところでした。
結局、4角まで5位のポジションをキープして、直線ではジワジワ伸びて逃げていた1頭を交わし、最終的に4着と言う結果で、全体時計は1.51.3、上り3Fは35.8の4位でした。前半控えた割には、上り時計で先行した1~3着馬に及びませんので、上位陣には完全な力負けでした。只、これは明日の補正データを見てから判断したいのですが、このレースの上位陣の時計は新馬戦としてはかなり優秀だった可能性があります。特に、優勝したアフランシールはクラッシック戦線に出てくるレベルの優秀な仔馬である様に感じました。恐らく2着デキシーナイトの時計が標準の新馬戦の勝ち時計よりも少し早いくらいの時計ではないかと思います。
実際、土曜日12Rの湯浜特別(500万条件・芝1800)の勝ち時計は1000M62.9のペースで1.50.9でした。同程度のペースにも拘わらず、2着のディキシーナイトの時計の方が湯浜特別の勝ち馬よりも早いので、湯浜特別のレースレベルが仮に低かったとしても、本新馬戦のレベルの高さは疑うべくもありません。ディキシーナイトの補正タイムが仮に105であるとすれば、アルジェンタータの補正タイムは93程度に換算されますので、新馬戦の時計としては評価できることになります。力のいる洋芝と小回りの4ターンはアルジェンタータに向く条件と言えない中では、良く頑張って走ってくれたと思います。
何れにしてもここで北海道を離れて、予定通り山元TCに放牧に出ることになる筈です。是非とも山元では、秋に備えて成長を促して欲しいと思います。アルジェンタータは中山よりも東京向きと見ましたので、東京の開幕戦で、一回り大きくなった姿に対面できることを期待しています。
【2018/7/16追記】
最終的に、TargetJVの補正タイムはディキシーナイトが99で、アルジェンタータは87と言う結果でした。予想よりも3~5くらい小さな値に留まりました。